オーロラの光からインスピレーションを受けた新色「プラズマグリーン」と「ミッドナイトブラック」を組み合わせた「翡翠乃光 —ヒスイノヒカリ—」を設定

ジャパンモビリティショー2025で参考出品された「アリア」のマイナーチェンジモデルが、正式に発表された。エクステリアは、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」に基づいた先進的でダイナミックなこれまでのデザインを継承しながら、次世代EVとしての新たな表現を目指し、フロントフェイスを一新。グリル部分をボディと同色とすることでよりシームレスでクリーンな印象を与え、さらにVモーションを車両外側に配置することで、シンプルでありながら力強い存在感を放っている。

新デザインの20インチホイールは、アルミと樹脂のコンビネーション。クルマ全体の洗練された印象を際立たせるために、ホイールには敢えて繊細なデザインを施すことで、印象的なコントラストが演出された。

ボディカラーは、オーロラの光からインスピレーションを受けた新色「プラズマグリーン」と「ミッドナイトブラック」を組み合わせた「翡翠乃光 ーヒスイノヒカリー」を設定。EVならではの静けさと力強さを宿した、清らかで未来的なカラーだ。ボディカラーはこのほか、2種類の2トーンカラーと5種類のモノトーンカラーが用意された。

インテリアでは、新色「ホワイト/グリーン」を設定。落ち着いたトーンのグリーンの上級レザーを新たに開発し、ライトグレーとのコントラストかつモダンなコーディネーションとすることで、先進的な世界観を際立たせている。

さらに、日本市場に合わせて、乗り心地を重視したサスペンションのセッティングを最適化し、より洗練された上質な乗り味を実現した。路面からの入力によるクルマの動きを減らし、乗員が感じる揺れを軽減することで、長時間のドライブでも快適な移動体験を提供する。

また、「インテリジェント ディスタンスコントロール」を新たに採用。加減速を繰り返す一般道のようなシーンでも車間を一定に保ち、先行車両に合わせて減速し停止までをサポートすることで、ドライバーの負荷を軽減する。

インフォテイメントシステムは、Google搭載のNissanConnectを新たに搭載。「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能(※)に対応し、多彩な情報とエンターテインメントにシームレスにコネクトできる。
※利用はNissanConnect サービスへの加入(有料)または、スマートフォンやポケットWi-Fiなどのテザリングによるデータ通信環境が必要

ナビゲーションにGoogleアカウントを同期することで、充電スポットを予測したルート検索や、お気に入りの場所、あらかじめ保存したルートなどをスムースに表示可能。また、NissanConnect サービスアプリ機能の「ドア to ドアナビ」を使えば、充電残量を考慮して必要な充電を加味したルートを乗車前からナビゲーションに共有することで、よりスマートに、乗車後すぐに出発できる。

さらに、ナビゲーションシステムと連動し、走行ルートに応じてバッテリー昇温を自動で制御する「ナビリンクバッテリーコンディショニング」を採用。エネルギー消費を最適化するとともに、充電速度の向上にも貢献する。また、充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使えば、ドアをロックした状態でも1500Wの電力を使うことができ、アウトドアアクティビティに加え、災害時の非常用電源としても活用できる。

専用チューニングを施したアリアNISMO

アリアNISMO」は「日産アリア」e-4ORCEに、NISMO専用の加速チューニングを施し、アリアの持つ圧倒的な動力性能をさらに引き上げた、EV NISMOのフラグシップ。NISMO専用にチューニングした電動4輪制御技術「NISMO tuned e‑4ORCE」による、スポーツカーのように自在に操れるハンドリング性能で好評を得ている。

今回のマイナーチェンジではアリアと同様に、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステム、「AC外部給電コネクター」、「インテリジェント ディスタンスコントロール」を採用。アリアNISMOの誇る高揚感のある走りに加え、革新的な機能を追加することで新たなEV体験を提供する。

●日産「アリア」モデルラインナップ
【2WD車】
・B6:667万5900円
・B9:746万7900円
【4WD車】
・B6 e-4ORCE:728万900円
・B9 e-4ORCE:807万2900円
※価格は消費税込み