TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE
走りの確かさに加え、ドライビングの楽しさも引き出してくれるトーヨータイヤのプロクセスシリーズ。その性能を安心・安全な環境で体感し、スポーツ走行の楽しさとドラテク向上につなげてもらおうと定期開催されている参加型サーキットイベントが『TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE』だ。
春先には岡山国際サーキットで開催された同イベントだが、2025年11月24日は富士スピードウェイを終日占有して実施。ドライビングスキルに応じて走行枠を振り分けたカテゴリー1〜3、ビギナー向けのスタートアップとして用意されたカテゴリー4、さらに車種を問わずサーキット走行が楽しめるカテゴリー5を設定し、多くのPROXESユーザーを迎え入れた。
ここからは、当日の盛り上がりとともに、PROXESの注目銘柄で走り込んでいた参加ユーザーたちを紹介していこう。
レーシングコース走行(カテゴリー1〜3)

富士山がくっきりと姿を見せる好天のもと、サーキット経験やスキルを考慮したカテゴリー1〜3が走行。カテゴリー1&2は上限40台、カテゴリー3は2クラス編成で各30台とし、台数を抑えることで走りやすさもしっかりと確保されていた。
カルガモ走行(カテゴリー4)

サーキット経験の少ないユーザーから高い支持を集めているのが、カテゴリー4のカルガモ走行だ。走行ラインやブレーキングポイントを示す先導車に続く形で複数台が走行し、スローな体験走行とは異なるペースへと段階的に引き上げていく。実践的なサーキットレクチャーとして、多くの参加者が走行を重ねていた。
体験走行(カテゴリー5)

先導車付きでサーキット走行が体験できるカテゴリー5は、スポーツカーからミニバンまで車種を問わず参加可能。愛車で富士スピードウェイを走れるプログラムとして企画され、家族同伴で参加するユーザーの姿も多く見られた。
コース上撮影
カテゴリー5の走行直前には、コース上での撮影タイムも実施。普段は立ち入ることのできないホームストレート上で愛車を撮影できるのも、サーキット占有イベントならではの魅力だ。
ブランドアンバサダー


会場には、中山雄一選手、小山美姫選手、荒聖治選手、阪口良平選手、塩津佑介選手といったトップドライバーが参加。ブリーフィングルームでの質疑応答に加え、ドライビングポジションに悩む参加者へ具体的な調整方法をアドバイスするなど、積極的に交流を行なっていた。
参加車両CHECK!
GT-R(R35)/プロクセスR888R Drift(315/30−20)

ピストンやコンロッドを強化したVR38DETTにTD06-20RXタービンを組み合わせ、800psオーバーに仕上げたR35GT-Rで走行を楽しむ佐藤さん。これまでは285/35ZR20のR888Rドリフトを使用していたが、今回は新設定となる315/30ZR20で富士でのフィールチェックに臨んでいた。

「285サイズは周回を重ねると熱ダレが進み、ブレーキングで止まりづらさを感じていました。でも315サイズは横方向だけでなく縦方向のグリップも高く、周回を重ねても安定感がある。ブレーキングが終始安定していますね。ベストな空気圧を探りながら、もう少し走り込みたいです」とのことだ。
WRX STI(VAB)/プロクセススポーツ2(265/35−18)


2.2L化した強化EJ20にGTIII-RSタービンを組み合わせ、400psオーバーに仕上げたVABに乗る「くり@大阪」さん。最近はストリート主体の使用が多いため、コンフォートスポーツに位置づけられるプロクセススポーツ2を選択した。

「ハイグリップラジアルだと普段使いで乗り心地の硬さや小石を巻き上げる音が気になっていましたが、プロクセススポーツ2はとても快適。今回初めてスポーツ走行しましたが、想像以上に横方向のグリップが高いですね。縦方向はさすがにハイグリップラジアルに分がありますが、それを理解したうえで走れば十分に楽しめます」。
GR86(ZN8)/プロクセスR888R Drift(265/35−18)


トライアル製ドライカーボンのボンネット、ルーフ、トランクを装着し、軽量NAチューンド仕様に仕上げた大和さん。連続周回でのスキルアップを重視し、ピークからの落ち込みが少ないR888Rドリフトを選択している。

「岡山国際から使い始めましたが、連続周回でもグリップの落ち込みを感じにくいですね。ただケース剛性がややソフトに感じるので、今回はアンダーステア対策としてフロントの空気圧を少し高めに設定しました。今はフロント2.3キロ、リヤ2.1キロを目安にしています」。
86(ZN6)/プロクセススポーツ2(245/40−18)


予期せぬクラッシュをきっかけに一度サーキットから離れていたものの、乗り換えた86で復活を果たした山下さん。足回りとリミッターカットに留めたライトチューン仕様で、普段使いがメインということもあり、ステップアップとしてプロクセススポーツ2を選択した。

「ショップから“普段使いとサーキットを両立できる”と勧められて履き替えましたが、乗り心地も良くて快適ですね。普段は2.4キロですが、今日はスポーツ走行なので2.0キロまで下げて走りました。まだまだ勉強中ですが、安心して走れるタイヤだと感じています」。
●問い合わせ:TOYO TIRES フリーダイヤル:0800-3001456
【関連リンク】
TOYO TIRES
https://www.toyotires.jp/
TOYO TIRES Instagram
https://www.instagram.com/teamtoyotiresjp/



