Kスワップのレストモッド

今年のJCCSでトップクラスの注目を浴びた初代シビック。エンジンは日本仕様のDC5型インテグラタイプRから移植したK20A型エンジンと6速MTを搭載。後方排気のエンジンを狭いエンジンルーム内に巧みにマウントした。ハルテックのフルコン制御も採用。

鉄チン風に見える15インチホイールは、ロティフォームの鍛造BKK。手縫いでレザー仕様に作り直したアコードユーロR純正レカロシートなど、内装もフルカスタム済みで隙なしのクオリティを放つ。

これが流行りのOEM+

ホンダ系チューナーのACCESS GARAGEが日本仕様のEK9型シビックタイプRを徹底的にモディファイ。最近アメリカのホンダ乗り界隈でよく使われる「OEM+(オーイーエムプラス)」がテーマで、エンジン本体や補器類、その他ヒンジやブラケットなどは、再メッキ、セラコート、パウダーコートなどを駆使してリフレッシュ。スッカスカのワイヤータックではなく、あえて純正+αの技で美しさを競う。

L28改3.1LのレストモッドZ

エンジンビルダーのロバート・オースティン(ロブズ・パフォーマンス・モータースポーツ)が手掛けたダットサン240Z(S30型フェアレディZ)。

搭載する3.1L仕様のL28は、ジェンビーの50φスロットルボディでインジェクション化。プロチューナーのダイレクトイグニッションも装備し、制御はハルテックのエリート750で行うことで最高出力は約320psを実現している。

GT-R以外のベースも人気上昇中

ド派手なラッピングのHCR32型スカイラインGTS-tは、パンデムのワイドボディキットを装備。

RB20DETをハイブリッドターボのタービンで過給し、6ブーストのエキマニ、NISMOのインタークーラーなどで出力向上。ホイールはアメリカのKANSEIというメーカーのROKUというモデルを装着する。

海を越えてアメリカに渡るスカイラインの数は明らかに増えてきているが、輸入のコストと登録のハードルは以前高く、モディファイにまで着手できるオーナーの数はまだまだ限られている印象。カスタムの平均点も間違いなく日本の方がレベルが高い。

サム・オカモトさんを偲んで

日本出身で、アメリカに移住後ボンネビル最高速にチャレンジしていたサム・オカモトさん。2024年に逝去され、その思い出を偲ぶように最速174.756mph(約281km/h)の自己ベストを記録したミアータ(ロードスター)がマツダブースに出展された。徹底した軽量化を行い、ペリフェラルポート+ウェーバーキャブを組み合わせた13Bロータリーを搭載したミアータは、推定250psを発揮した。

実はNAロードスターベースのタイムアタックマシン

グッドウィンレーシングが製作した通称「ハイパーミアータ」。顔面が現行モデルのND型にスワップされているため最新のタイムアタックマシンに見えてしまうが、実はベースは1990年式のNA型ミアータ(ロードスター)だ。

カスタムメイドのカーボン製ワイドボディを備え、タイムアタック用のエアロエキップメントも多数装着。エンケイRPF1-RSのサイズは、11.0J×18だという。

エンジンはLFXと呼ばれるGM製の3.6LV6を搭載し、RotrexのC38-92スーパーチャージャーで過給。来シーズンのアメリカ国内タイムアタック戦に参戦予定だ。

Part.2へ続く
●取材イベント:Japanese Classic Car Show 2025
PHOTO:Akio HIRANO/TEXT:Hideo KOBAYASHI

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