業界人コラム 「戦艦」の復活!? 大統領の名を冠した「トランプ級戦艦」の建造を発表【写真・3枚目】 アメリカ海軍が発表したトランプ級戦艦一番艦「デファイアント」のイメージイラスト。空母を除いて戦後最大規模の巨艦であり、極超音速ミサイルやレールガン、レーザー砲など次世代兵器を多数装備し、かつての「戦艦」とはまったく異なる性質を有する(画像/アメリカ海軍) トランプ型戦艦の武装。艦対空ミサイルなどをおさめる垂直発射装置(VLS)は128セルもある。なお、既存のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦のVLS数は96セル。艦の後部には飛行甲板も備えている(画像/アメリカ海軍) 「デファイアント」の側面からのイラスト。大口径の主砲塔を複数備えていた大戦時代の「戦艦」とはまったく異なる外観だ。対レーダー・ステルス性も考慮され、多くの傾斜した平面で外観が構成されている(画像/アメリカ海軍) アメリカ海軍が2021年に発表した次世代ミサイル駆逐艦DDG(X)のイメージCG。かつて数千トン級だった駆逐艦は、アーレイ・バーク級で1万トン近くになり、DDG(X)では13500トンまで大型化した。艦橋構造物や武装の配置を見ると、DDG(X)とトランプ級BBGはよく似ており、BBGを「拡大版」と呼べるほどだ(画像/アメリカ海軍) 「デファイアント」のイラスト。トランプ級BBGは世界的なトレンドやアメリカ海軍の経験に基づく部分もあるが、一方で大型艦建造という負担が海軍全体に与える影響が懸念される(写真/アメリカ海軍) 陸海空自衛隊の装備・能力。組織が大きく変わろうとしている! 今号では、自衛隊初となるSTOVL機による部隊編成に向けた訓練をレポート。陸自では、普通科舞台に導入されている新型装輪車両を解説。海自では、新編された水上艦隊がどう戦うのか解説。また、尖閣諸島周辺への中国公船による接近と領海侵入に海上保安庁はどう立ち向かっているのか徹底解説します。 この画像の記事を読む