旧車 GT-R、GTS-tタイプMばかりがR32じゃない! その陰に隠れた、直6時代最後の4気筒スカイライン「GXi」に迫る! 【MFクルマなんでもラウンジ】 No.21【写真・15枚目】 過去のクルマのワイドバリエーションぶりを、1979年の4代目カローラを例にお見せする。 いちばん安いスタンダード。写真は2ドアだが、4ドアもあった。1300のみ。 スタンダード内装。トリップメーターもラジオもライターもグローブボックスのふたもない。 すぐ上のカスタムデラックス。このクルマは4ドアのみの1300のみ。 カスタムデラックス内装。ラジオとライター登場。 デラックス。1300に2ドアと4ドア、1500に4ドアが用意される。 デラックス内装。ようやくトリップメーターがつく。 GL。サイドプロテクターがつくようになり、リヤランプ上部にもめっきのモールが。1300に2ドアと4ドア、1500に4ドア。 GL内装。デラックスまではテカテカのビニール地だったシートはここから布貼りとなり、グローブボックスにもふたがつくようになる。 最上級SE。やけに派手なホイールカバーと立派な形に変わるフェンダーミラーは電動リモコン式だ。1500のみ。 ハンドルがキャストウッドタイプ、計器盤にもタコメーター、ウッドパネルを装着。リヤシート背もたれが申し訳程度にハイバックとなる。 GT。1600DOHCのEFIエンジン2T-GEU搭載。衝撃吸収ウレタンバンパー、ハードサス、4輪ディスクブレーキなどを備える。プロテクター上のオレンジ文字「DOHC-EFI」が誇らしい。 GT内装。ハンドルは革巻き、フットレスト、スポーティアクセルペダルを装備。ステアリングはギヤ比16:1のクイックタイプだ。 みんな大好き、初代ソアラ最廉価モデル2000 VI。 初代スカイライン1500。場所は明治神宮、1958(昭和33)年5月24日撮影。 というわけで、67年7か月と4日経ったおととい、同じ場所の現在の姿を撮ってきた。2025年12月28日14:24撮影。明治神宮。 加工して白黒にし、画質もフィルム風にしてみたが、フィルムの味わいは希薄だ。 2代目スカイライン1500。1963(昭和38)年11月2日撮影。プリンス自動車村山工場前で。 2代目スカイライン運転席。 2代目スカイライン2000GT。1965(昭和40)年3月撮影。 R32型スカイライン。1989年5月22日発表・発売。写真はGTS-tタイプM。 R32型スカイラインGTS-tタイプM。 GTS-tタイプM計器盤。 2ドアGTS-tタイプM。 R32スカイラインGT-R。 GT-R。 直6時代最後の4気筒スカイラインとなる、R32スカイラインGXi。いちばん安いモデルとなると省略されがちな機種バッジ「GXi」もきちんとトランクに備わるが、ホイールはハーフカバーを持つ鉄製となる。お値段は5MT車は141万4000円、4AT車が149万7000円也(消費税別)。 計器盤も内装全体も、他のGTシリーズと大きく変わらない。カセットステレオはなく、ラジオもシンプルなAM/FM式の2スピーカーとなる。メーターも立派に6連タイプだ。 GXi内装。シートはぜひビニール地にしてほしかった。 R31スカイラインの4気筒版1800エクセル。表計算ソフトではない。 1800エクセル計器盤。他の機種では回転計になる場所は、アナログ時計がつく。 R31スカイライン2000GTパサージュ。 2000GTパサージュ計器盤。 GXiに載せられたCA18iエンジン。 CA18Iを主力としたU12ブルーバード。写真は1800スーパーセレクト。 U12ブルーバード1800スーパーセレクト。 R32の4輪マルチリンクサスペンション(のリヤ)。 R31スカイラインの4気筒車に使われた5リンク式サスペンション。非独立懸架だ。 R32スカイラインGXi。 ショートノーズ化したGXiにしてみた。心の目で見れば、リヤサスペンションがリーフリジッド式であること、リヤランプが角テールであることがわかるぞ。あと、バンパーを黒くできなかったのが心残りだ(本当は忘れた)。 比較してみよう。 ホイールベースとフロントオーバーハングを100mmずつ短くし、全長を200mmつめて4380mmに・・・U12ブル1800より140mm短い4380mmになってしまった。逆にR31より短いと思っていたR32も、インチキGXiと比べるとやはりロングノーズっぷりが際立つ。 併せて計器盤も装備仕様も変えてみた。 SOHCのRB20Eを載せたR32スカイラインGTE。 CA18iは、同じコンポーネントを持つローレル1800車にも搭載されたが、本来はブルーバードやプレーリー、オースター、スタンザなどの、日産ミドル主要車種に向けた、1.8~2.0級をカバーするエンジンだった。 ここでは車両重量に注目したい。GXiなら1.1tちょい、GTS-tタイプMでも1.3t前後なのに対し、いまのV37は約1.7tを超える。衝突安全に向けたボディ剛性ないし強度の確保、運転支援デバイスや省燃費という時代の要請で様々な技術を搭載しているから一概に比べられないが、それにしても重すぎるよ・・・ 「メカニズム」の項で、GXiだけが真っ白スカスカな中、唯一「4輪マルチリンクサスペンション」にだけ「標準装備」の水色が差してあるのが誇らしい。 この画像の記事を読む