bZ4X(ビージィーフォーエックス)は、トヨタが2022年4月に発売したBEVだ。発売当初は法人へリース販売、個人にはKINTOで、という販売方法だった。23年10月には一般販売を開始、とはいえ、ヒットモデルとはなかなか言えない状況だった。


それが一変したのが、2025年10月のマイナーチェンジだ。”マイナー”というにはあまりにも大きな改良で、いわゆる”ビッグマイナーチェンジ”を受けたわけだ。
改良点は多岐にわたるが
・航続距離の増加
Zグレード 一充電走行距離
FWD 746km
4WD 687km
バッテリーのセル数を従来の96個から104個(74.7kWh仕様)として総電力量をアップ。eAxleのエネルギーロスを約40%削減して電費を大幅に向上した。また、低温での急速充電時間も短縮している。
・もっとスムーズ、パワフルに
4WDモデルは、フロント側のeAxleの出力を従来型の約2倍にし、システム最高出力を342ps(従来型は218ps)とした。
・価格面でも魅力的に
価格はZ(FWD)で550万円、4WDで600万円。補助金を反映したあとの価格をハリアー/RAV4のHEVモデルと同程度に設定した。
2025年Q4の販売台数は
1位 トヨタbZ4X 3,448台
2位 ホンダN-ONE e: 2,693台
3位 日産サクラ 1,778台
4位 ホンダN-VAN e: 1,408台
5位 日産リーフ 816台
となっている。bZ4Xの3,448台は昨年同期比の2,200%(!)である。
輸入車のBEVを含めてもbZ4Xのセールスの好調ぶりが際立っている。




発表日(10月9日)から12月末までの受注台数は約11,000台。販売基準台数が1,700台/月だから、半年分をすでに受注したことになる。
2026年からは日産リーフやスズキeビターラなどのライバルが登場する。国産BEVの選択肢が増えるのは大歓迎。2026年1月から補助金(CVE補助金)が90万円から130万円に増額となって、BEVにとっては追い風が吹く。bZ4Xの快進撃がどこまで続くか注目したい。


これで「一部改良」だって!? フルモデルチェンジ並みの大変化でしょ! 新型「トヨタbZ4X」は走りも激変!! | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム