レーシングレジェンドへのオマージュ

千葉・幕張メッセで開催された新年恒例のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」で、ロータスが2台の内燃機関車を披露した。ロータス最後の内燃機関車というスポーツカー「エミーラ」をベースとする特別仕様車「エミーラ クラークエディション」は、ブースコンセプトの「ARE YOU A DRIVER OR WHAT? STOP WATCHING, START DRIVING(あなたはドライバーか、それとも何者だ? 見るだけで終わるな。走り出せ)」を具現した。車名は伝説的ドライバー、ジム・クラークへの敬意が込められている。
1965年、クラークはチーム・ロータスとともにF1ワールドチャンピオンに輝くと同時に、インディアナポリス500を制覇。F1とインディ500を同じ年に制覇したドライバーは、現在に至るまで他に類を見ない。クラークとチーム・ロータスが残したスピリットが「エミーラ クラークエディション」に脈々と受け継がれていると謳う。マスターペインターによる特別仕上げが施され、ロータスのDNAが凝縮されたこの特別仕様車は世界限定60台となる。

エミーラ クラークエディションの隣にはクラシックフォーミュラの1968年型「ロータス41」が展示された。内燃機関2台が並べられたブースは、一旦はフル電動に舵をきったロータスの方針変更を示唆するものかもしれない。守旧派のロータスファンは刮目してその動向を見守ってほしい。
展示車両
エミーラ クラークエディション
ロータス41

