AUDI E5 Sportback
2025年9月からデリバリーが開始

2024年11月、アウディと中国の上海汽車集団(SAIC)は、中国市場における新たなブランド「AUDI」の立ち上げを発表した。大文字だけからなる表記で差別化を図った新ブランドで、2025年4月の上海モーターショーで、初の量産モデルとなるフル電動クロスオーバー「E5 スポーツバック」をワールドプレミアした。
E5 スポーツバックは、SAICと共同開発したアドバンスト・デジタライズド・プラットフォーム(ADP)をベースに開発されたフル電動クロスオーバーだ。787PSを誇る最上位グレードを筆頭に、RWDとAWDの駆動方式と4種類のパワートレインを展開し、最大航続距離は770kmを謳う。
8月には上海の専用ファクトリー「AUDIインテリジェント・プロダクションサイト(AUDI Intelligent Production Site)」においてE5 スポーツバックの生産が開始され、同日から受注もスタート。9月には中国のカスタマーへのデリバリーも開始されている。そして2026年1月、E5 スポーツバックは中国メディアによって構成された審査員の投票により、「チャイナ・カー・オブ・ザ・イヤー 2026」を受賞した。
2025年11月の広州モーターショーでは、E5 スポーツバックに続く第2弾モデルを予告する「AUDI E SUV コンセプト」も公開している。このE SUVコンセプトをベースとした量産モデル「AUDI E7X」は、2026年のデビュー予定だ。
中国の自動車メディアにより選出

今回のE5 スポーツバックの中国COTY受賞を受けて、アウディ AGのゲルノート・デルナーCEOは、次のように喜びを語っている。
「今回の受賞は、中国において2つの強力なブランドを展開し、現地のイノベーションと深く融合するというアウディ独自のアプローチが正しかったことを裏付けています。AUDIブランドを通じて新たなカスタマーを獲得し、世界で最も競争の激しい市場での地位をさらに強化することができました。カスタマーだけでなく、今回の専門家からの高い評価は、中国における電動化とコネクテッドドライビングへの変革が、順調に進んでいることを示しています」

