自然吸気の5.0L V8エンジンは、最高出力477PS、最大トルク540Nmを発揮

2017年初頭、レクサスは、その歴史に新たな一章を開くべく、新型パフォーマンスクーペをラインナップに導入した。LC500は、国際的なグランドツーリングクーペというエリートクラスが席巻する市場において、レクサスの存在感を示すモデルだ。V8自然吸気エンジン搭載の「LC500」と、V6ハイブリッドの「LC500h」をラインナップし、スタイリングとエンジニアリングの両面において、レクサスの最高傑作を体現するモデルとして構想された。

今回は、LCのルーツを辿り、現在の中古車の価格相場を検証、購入前に知っておくべき役立つ情報を掘り下げていこう。 LC500は、V8エンジン搭載のレクサス最後のモデルの一つとして歴史に名を残す名車であり、まさに傑作と言える。
2017年3月に発表されたLC500に関する最初のプレスリリースによると、「ここ数年、レクサスが発表してきたエモーショナルなデザインと高性能モデルは、ブランドの新たな章の幕開けを告げるものであり、2018年モデルのフラッグシップ・パフォーマンスクーペLCの登場によって、その新たな章が始まります」と記されている。
近年の高性能レクサスクーペとセダンファミリーから得た高性能設計、ハードウェア、チューニングに精通したエンジニアとデザイナーを擁するLC 500は、レクサスが近年の高性能モデルから得たノウハウを結集し、長距離走行時の快適性と視線を釘付けにするデザインを兼ね備えた、新たな魅力を放つモデルだ。しかし、新車価格は1410万円〜1493万円と、普通では手に入れることは困難な価格帯だ。しかし、現在の中古市場の動向をみると、2017年モデル「LC 500」のほぼフル装備車が、700万円台から(走行距離5万km程度)と約半額で見つかる。
レクサスLC 500は非常に信頼性の高いエンジンを搭載しているので、走行距離が長くても問題ないかもしれない。走行距離が約10万kmなら、500万円台で存在する。
デュアルクラッチトランスミッションのような変速でありながら、トルクコンバーターのようなスムーズさも備えた10速オートマチックトランスミッション「Direct Shift-10AT」を搭載、レクサス史上最も堅牢な走りを実現している。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)ルーフは、レクサスLFAを流用したものだ。また、レクサスダイナミックハンドリング(LDH)は、電動パワーステアリングと可変ギア比ステアリング(VGRS)およびアクティブリアステアリング(ARS)を連携させ、俊敏性と操縦性を向上させる。
レクサスは、LF-LCコンセプトカーを、その外観を忠実に再現しつつ量産車へと進化させるため、新たな開発プロセスを必要としたと言われている。エンジニアリングとデザインをかつてないほど融合させた結果、新たなグローバルアーキテクチャーラグジュアリー(GA-L)プラットフォームが誕生した。LCは全モデルが2ドア、4シーター、後輪駆動だ。
そのスペックだが、LC 500の5.0L V8エンジンは、最高出力477PS、最大トルク540Nmを発揮する。高回転域までスムーズに吹け上がるように設計されており、ターボチャージャーやハイブリッドシステムは搭載されていない。
特徴的なエンジンサウンドで知られるこの5.0L V8エンジンは、入念にチューニングされた排気システム(サウンドコントロールバルブ付き)と吸気サウンドジェネレーターを組み合わせ、エンジン特有の吸気音を車内に響かせ、力強いサウンド効果でドライビングエクスペリエンスを満たす。
レクサスならではのインテリアのクラフトマンシップと長期にわたるオーナー満足度、そして優れた信頼性と高いリセールバリューという確固たる評判も加わり、LC 500は、ワールドクラスのマシンでありながら、メンテナンスもそれほど難しくなく、長年に渡り快適なドライブを楽しめる、確かな投資となるはずだ。
中古車選びで大事なのは、オーナーズマニュアルのサービスセクションに記載されているすべてのサービスとメンテナンスが忠実に守られていたかどうかだ。その点、最も信頼性の高い中古レクサスLC 500は、ディーラーで、厳格かつ一貫した定期的なメンテナンスを受けているクルマである傾向があることも見逃せないだろう。
憧れの国産スーパーカーの購入を検討する良い時期かもしれない。









