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今日は何の日?

■世界最小ディーゼルを搭載した2代目シャレード

1983年にデビューしたダイハツ2代目「シャレード」

1983(昭和58)年1月20日、ダイハツは1977年にデビューしてリッターカーのパイオニアとなった初代「シャレード」に続いて、2代目の発売を始めた。2代目では、世界最小を謳った1.0Lディーゼルエンジンを搭載したモデルが登場し、さらにガソリン、ディーゼル車ともにターボモデルが追加された。

世界初の直列3気筒エンジンを搭載した初代シャレード

1977年にデビューしたリッターカー、ダイハツ初代「シャレード」

1977年11月、ダイハツのリッターカー「シャレード」がデビューした。1.0Lエンジンながら、1.3Lクラスの小型車に匹敵する性能と室内空間、軽自動車並みの燃費を達成することを目標に開発された。

1977年にデビューしたリッターカー、ダイハツ初代「シャレード」

当初は4ドアハッチバックのみだったが、翌年にはハッチバッククーペも追加。コンパクトながらタイヤを極力隅に追いやり、乗員すべてをホイールベースの中に収めて十分な室内空間を確保。パワートレインは、最高出力55ps/最大トルク7.8kgmを発揮する乗用車としては世界初となる3気筒の1.0L 直3 SOHCエンジンと4速&5速MTの組み合わせ、駆動方式はFFである。

1977年にデビューしたリッターカー、ダイハツ初代「シャレード」

エンジンは1.0Lながら、シャレードの車重が630~660kgと非常に軽量だったので、燃費の良さとともに軽快な走りも自慢だった。それを実証するため海外ラリーにも積極的に挑戦し、1981年のモンテカルロ・ラリーではクラス優勝を飾る活躍を見せた。

1970年代後半は、1973年のオイルショックや排ガス規制の影響で省エネブームが続いており、燃費に優れたリッターカーのシャレードはダイハツ久々のヒットとなった。

2代目は世界最小の1.0Lディーゼルエンジン搭載

ダイハツ2代目「シャレード」に搭載されたCL-10型直3 1.0Lディーゼルエンジン

1983年1月のこの日、シャレードは初めてのモデルチェンジで2代目となった。ワールドベーシックカーを目指して、大人4人がゆったりくつろげる室内空間やハイウエイを快適に走行できる、街中で運転しやすい、低燃費を開発ターゲットとした。

スタイリングはクリーンな直線基調のボクシーなデザインで、イタリアのコンパクトカー風に変貌した。パーソナル感覚の3ドアハッチバックと使い勝手のいい5ドアハッチバックが用意され、標準ルーフの他にドルフィントップと名付けられたハイルーフも選べた。

ガソリンエンジンは、先代から受け継いだ最高出力55ps/最大トルク7.8kgmの1.0L 直3 SOHCの3気筒SOHCと、それを高性能化した60ps/8.2kgmのエンジン。そして、世界最小のディーゼルエンジンを謳い世界トップレベルの低燃費を実現した38ps/6.3kgmの1.0L 直3 SOHC渦流室型の副室ディーゼルが加わった。トランスミッションは4速&5速MTの組み合わせ、駆動方式はFFである。

車両価格は、ガソリン車が63.5万~89.8万円。ディーゼル車は、ガソリン車より7.5万円高額に設定された。当時の大卒初任給は13万円程度(現在は約23万円)だったので、単純計算では現在の価値でガソリン車が112万~159万円、126万~172万円に相当する。

ターボ化で高性能化を図った2代目シャレード

3気筒1.0Lエンジンを搭載して低燃費が自慢だったシャレードだったが、1980年を迎える頃には日本市場はオイルショックや排ガス規制強化から解放され、2代目は次々とターボエンジンを搭載して高性能化が図られた。

1983年9月にデビューしたダイハツ「シャレードターボ」

・「シャレードターボ」(1983年9月~)
最高出力80ps/最大トルク12.0kgmを発揮する「シャレードターボ」は、リッターカーのファン層を広げるため、特に若年層をターゲットにした。そのため、ターボ車としては軽を除いて最も廉価な価格96.0万~99.1万円に設定。

1984年1月にデビューしたダイハツ「シャレード・ デ・トマソターボ」

・「シャレード・デ・トマソターボ」(1984年1月~)
シャレード・デ・トマソターボは、イタリアのスポーツカーやレーシングカーを開発・製作するメーカー「デ・トマソ」社と共同でデザインされ、「シャレードターボ」をベースに走り好きをターゲットにした。車両価格は、123.0万円に設定。

1984年9月にデビューしたダイハツ「ディーゼルターボ」

・「シャレード・ディーゼルターボ」(1984年9月~)
最高出力50ps/最大トルク9.3kgmを発揮する1.0L 直3 SOHCディーゼルターボを搭載。国内最高の低燃費を誇り、車両価格は105.0万~107.5万円に設定。

1984年11月にデビューしたダイハツ「シャレード926ターボ」

・「シャレード・926ターボ」(1984年11月~)
モータースポーツ用に設定され限定200台で生産。最高出力76ps/最大トルク11.0kgmで、車両価格は115.0万円に設定。

1985年サファリラリーを走るシャレード926ターボ。総合14位、クラス優勝を果たす(画像:三栄 Rally&Classics)
1985年サファリラリーを走るシャレード926ターボのエンジン(画像:三栄 Rally&Classics)

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軽自動車と当時人気だった1.3~1.5Lクラスのコンパクトカーの中間を埋めるシャレードは、リッターカーの元祖的なモデルだった。3気筒化やディーゼル化で低燃費を誇ったシャレードだが、2代目はそれに加えて高性能化も果たした画期的なモデルと言える。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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