北米ホンダが発表した牽引式トラベルトレーラー「ベースステーション・プロトタイプ」は、アウトドアアドベンチャーの大衆化を目的に考案された。ホンダCR-VやトヨタRAV4といった米国で最も人気のある車両の多く、さらにはホンダプロローグや今後登場予定のホンダ0シリーズSUVなどの電気自動車にも牽引可能でありながら、軽量トラベルトレーラーセグメントにおいて競争力のある価格を維持している。

ベースステーション・プロトタイプは、ホンダの代名詞でもある「M・M思想(Man-Maximum、Mecha-Minimum)」の設計哲学を踏襲している。これは、人のための空間を最大化しつつ、機械部品の占有面積を最小化する原則であり、ホンダの受賞歴のある多くの乗用車や小型トラックに見られるパッケージングの妙技の根底にある考え方である。その結果、ベースステーションは標準的な住宅用ガレージや駐車スペースに収まるサイズでありながら、その内部は開放的で広々として、風通しが良く明るい空間となっている。

5つの大型サイドウィンドウが自然光をたっぷり取り込み、各種アクセサリーと交換可能。プロトタイプの上部は素早く立ち上げて約2.1メートルの立ち上がりスペースを確保でき、上開き式リアテールゲートによりベースステーションとキャンプサイト間の自由な往来を実現。大型布団式ソファはクイーンサイズ寝床に展開し、オプションの子供用二段ベッドと合わせて4人家族が快適に就寝することができる。

モジュラー設計の可能性を示すベースステーションプロトタイプには、エアコン、外部シャワー、流水設備とIHクッキングヒーターを備えた外部キッチンなど、様々なアクセサリーが装備されています。標準装備のリチウム電池、インバーター、統合型ソーラーパネルにより、オフグリッドでのゼロエミッション電源供給を実現。キャンプ場の電源接続やホンダ発電機など外部電源も、長期滞在時に素早く接続することが可能。