ホンダアクセスから、はやくもアクセサリー装着車が登場

スーパーワン純正アクセサリー装着コンセプト

ホンダがジャパンモビリティショー2025にてお披露目した「スーパーワン・プロトタイプ」は、クルマ好きの間で”令和のブルドッグ”と評されている。ここで言うブルドッグとは、1980年代に人気を博したホンダ・シティターボIIの愛称で、熱い走りのハッチバックを意味するホットハッチの代名詞となった。

ホンダが開発中のスーパーワンは、軽EVのN-ONE e:をベースに、ワイドボディ化するなど走りを磨いた一台として、その登場が心待ちにされている。そんなスーパーワンのプロトタイプに、はやくもアクセサリー装着車が登場した。

量産車の販売前に開発できるとなれば、純正アクセサリー開発メーカーであるホンダアクセスしかない。

本邦初公開となるスーパーワン(プロトタイプ)の純正アクセサリー装着車を紹介しよう。

とはいえ、ベースモデルさえ販売前ということで詳細は公開できない部分が多い。正直、写真を見て、感じてもらうことくらいしかできない。

特徴的なのは、ボディサイドやフロントバンパー、テールゲートに見える『BullDog』ロゴだろう。白いボディに赤い袋文字というのは、1980年代的で、まさに令和のブルドッグというコンセプトを感じさせる。

15インチアルミホイールやテールゲートスポイラー、さらにブラックタイプの車名ロゴプレートなど、純正アクセサリーの定番アイテムが開発されていることも、しっかり確認できた。

ピクセル風の無限ロゴが昭和と令和をつなぐ

無限スーパーワンプロトタイプ

プロトタイプ段階で、スーパーワンのカスタマイズアイテムを開発した、もうひとつのブランドは「無限MUGEN」。言わずと知れたホンダのワークスチューナーだ。

ボディ4面にあしらわれた「無限」ロゴは、昭和のドット文字を令和のピクセル風に仕上げたという印象を受けるもの。1980年代と2020年代のミックスしたテイストが感じられるのは、スーパーワンのキャラクターにマッチしている。

注目は、前後のフェンダーがワイド化されている点。それに合わせて16インチホイールも開発されている。角ばったイメージのテールゲートスポイラーと前述した無限ロゴのマッチングも上々で、トータルコーディネートとして再現したいと思わせる完成度だ。

ユニークなのはエアダクト付きのカーボンボンネットを用意しているところ。EVであってもパフォーマンスを求めていくと発熱が増え、その対策が必須ということだろうか。そうしたチューニングの必要性についても、スーパーワンが市販され、無限のチューニングが本格化していくと明らかになるだろう。

軽自動車のN-ONE e:でも両ブランドのカスタムを楽しめる

さて、現時点では我々一般ユーザーがスーパーワンのカスタマイズを楽しむことはできない。もう少し時間が必要となるだろう。

それでも小粒なスポーティEVを純正アクセサリーやワークスチューンで味わうことはできる。それは、スーパーワンのベースになったN-ONE e:にホンダアクセスや無限のアイテムをプラスすることだ。

たとえば、無限はN-ONE e:に対してエクステリアアイテムやアルミホイール、そしてパフォーマンスダンパーといったハンドリング向上アイテムを用意している。

とくにパフォーマンスダンパーの効果は絶大だ。クローズドコースで試乗した印象を手短にまとめると、フルステアまで切った状態でアクセルオンにしたときのトラクションが高まっていることが実感できるし、スラローム的な走りでは左右に切り返した際の動きにリニアリティがあり、ロール感も自然になっている。

同様のアイテムが、スーパーワンにも用意されることを期待したい。

無限N-ONE e:カジュアルスポーツEV

ホンダアクセスN-ONE e:純正アクセサリー装着車

ホンダアクセスの純正アクセサリー装着車は、スポーティなデザインのデカールやアルミホイールなどで仕上げた入門編といえる一台。

こちらは走行性能に関するカスタマイズは受けていない状態といえるが、ボンネットからテールゲートにかけて施されたセンターストライプのデカールやテールゲートスポイラーといったアイテムは、EVらしいキビキビとした走りを強調してくれる。

サステナブルな素材で作られたドアバイザーもEVらしい試み。こうしたアプローチが、スーパーワンの純正アクセサリーにどのように展開されるのかを想像するのも楽しみだ。