前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年1月12日〜18日に発表されたニュースを紹介する。
ベッツェッキ×マルティン体制で反撃へ

イタリアのMotoGPファクトリーチームであるAprilia Racingが、2026年シーズンに向けた最新マシン「RS-GP26」を正式発表した。マシン本体だけでなく新たなカラーリングとチームビジョンも公開された。2025年シーズンに史上最高の結果を残したAprilia Racingは、さらに上の成果を目指し、この新型プロトタイプでタイトル争いに挑む意気込みだ。
RS-GP26の最大の特徴は、Aprilia Racingの象徴でもある“ライオン”をフィーチャーした新デザインにある。Apriliaブランドの歴史の中で高貴なシンボルとして君臨する翼を持つライオン「レオーネ・アラト」の復活は、ノアーレ地域との強い絆とチームスピリットを象徴するものだ。パワー、強さ、決意、勇気といった価値観を体現するこのグラフィックは、チームとライダー両者のDNAとしてRS-GP26全体のビジュアルに落とし込まれている。
技術面では、RS-GP26はAprilia RacingがMotoGPで戦うための究極形といえる仕様に仕上がった。シャーシの空力デザインは徹底的に合理化され、電子制御システムやV4エンジンまわりも含めてあらゆる面で再設計を実施。2027年以降のレギュレーションで使用できなくなる先進テクノロジーを惜しみなく投入し、結果としてRS-GP26はAprilia史上最速のプロトタイプマシンとなることが見込まれている。これはGPマシンとしての性能向上だけでなく、チームが掲げる「MotoGP主役としての地位確立」というビジョンを体現するものでもある。
2025年シーズンは、Aprilia Racingが過去最多勝利を記録した年となった。チームはマニュファクチャラーズチャンピオンシップで418ポイントを獲得し2位、ライダーズチャンピオンシップではマルコ・ベッツェッキが353ポイントを獲得して総合3位を獲得。さらにスプリントレース3回、メインレース4回で表彰台を獲得し、5回のポールポジションを記録するなど、数々の印象的な成績を残した。オーストラリアGPではapriliaにとって通算300勝目という節目も達成し、その勝利数は後に302勝まで伸びた。この実績によりAprilia Racingは世界グランプリ史上最も勝利を収めたヨーロッパメーカーとしての地位を確立した。
2026年シーズンのライダーラインナップは、引き続きマルコ・ベッツェッキとホルヘ・マルティンのコンビとなる。ベッツェッキは2025年に自身最高位となる3位フィニッシュを果たし、チームとともに上昇気流を維持するための準備を進めている。一方で、ホルヘ・マルティンは2025シーズンに怪我に悩まされたものの、フロントフェアリングにゼッケン89を掲げる新シーズンでの完全復活に向けて強い意志を見せている。どちらのライダーもRS-GP26のポテンシャルを最大限に引き出し、タイトル争いに名乗りを上げることを目標としている。
RS-GP26開発には、テストライダーとしてロレンソ・サバドーリが継続的に関与し、近年のRS-GPシリーズの進化に貢献してきた彼の経験がフィードバックされている。また、トラックハウスMotoGPチームとの戦略的パートナーシップにより、ラウル・フェルナンデスや小椋藍からのテストデータも開発に活かされることで、RS-GP26はより強力な競争力を獲得している。サテライトチームとの協力関係は単なる補完的役割にとどまらず、連携によるデータ共有が進化プロセスに今後も寄与すると見られている。
チーム首脳陣もRS-GP26に対する期待を隠さない。Aprilia Racing CEOのマッシモ・リボラは、2025シーズンの成功を踏まえ、2026年シーズンではすべてのレースで高い競争力を維持することを強調する。ガレージには二つの方向性が存在するというが、どちらも高いパフォーマンスを追求するものであり、RS-GP26と両ライダーが共に成長することを目指しているという。
このようにRS-GP26は、Aprilia Racingが次なる高みを目指すための象徴的マシンとなる。ライダー、開発チーム、パートナーシップの融合が、2026年MotoGPシーズンをどのように動かすのか、ファンの期待は既に高まっている。









ダレノガレ明美が語るトライアンフの魅力と新モダンクラシック

タレントでライダーのダレノガレ明美がトライアンフモーターサイクルズジャパンの新型モダンクラシックシリーズ発表会「トライアンフ ブランドナイト」に登壇し、英国発のブランドへの深い愛と熱いメッセージを披露した。会場では新シリーズが国内初公開され、代表やマーケティング担当者が伝統と進化を語る中、ダレノガレは自身のバイク経験や女性ライダーへの呼びかけを交えながらトライアンフの魅力を熱弁した。また新モデルの足つきや扱いやすさなどを絶賛し、ブランドと共に広がるライフスタイルの可能性を示した。2026年モデルは全国正規店で発売予定だ。










クラファンで950%超達成した「SFG Light MX II Premium」ライダー専用デニム最終ステージへ

熊本発のモーターサイクルギアブランドG RIDEが手掛けるライダー専用デニムパンツ「SFG Light MX II Premium」が、クラウドファンディングプラットフォームMakuakeにて支援者70名超、超超早割プラン完売、達成率950%超という高い支持を集め最終ステージに突入した。ヴィンテージモトクロスウェアの意匠を継承しつつ、ダイヤ柄膝パデッドやスラントポケットなどライダー視点の機能性を追求した設計が好評で、期間は2026年1月18日まで。支援者全員にシリアルナンバー刻印入りデニムパッチ付きという特典も用意されている。今後の展開として、フィードバックを基に新たなライダー向けデニム開発も視野に入れている。














COSWHEEL「MIRAI GS」一般原付モデルがMakuakeで先行販売開始

Acalieモビリティが新型電動バイク「COSWHEEL MIRAI GS」を2026年1月14日にリリースし、クラウドファンディングサイトMakuakeで2026年1月23日正午から応援購入受付を開始する。MIRAI GSは累計10億円突破のCOSWHEEL MIRAIシリーズ最新作で、一般原付区分に対応した走行性能と魅力的なデザインを両立。フレームは既存の特定小型原付モデルと共通で、600Wモーターやリチウムイオンバッテリー搭載により街乗りからロングライドまで対応する仕様となっている。一般販売価格の50%オフとなる先行価格も設定され、国内外の電動モビリティ需要を狙う意欲作として注目される。

















歴代HマークをまとったHonda公式ライセンス折り畳みスツールが登場

本田技研工業公認のライセンス商品として、歴代Hondaの“Hマーク”デザインをモチーフにした折り畳みスツールの予約販売がAmazon.co.jpで開始された。ノリモノ雑貨ブランドCAMSHOP.JPから発売されるこのアイテムは、アウトドアやイベント、ガレージでの休憩用チェアとしての実用性とHondaファン心をくすぐるデザイン性を両立。座面にクッションを備え、持ち運びやすい軽量・コンパクト設計となっている。限定1,000個の生産で、幅広い場面で活躍するHondaロゴ入りの折り畳み椅子として注目が集まる。






Motorimoda公式オンラインストアでウィンタークリアランスセール開催

Motorimodaが公式オンラインストアにてウィンタークリアランスセールを2026年1月13日から1月25日まで実施する。対象となるのはバイク・クルマ・モータースポーツ関連のアパレルやアクセサリー、小物類など300品番以上で、最大90%オフという大幅プライスダウンを実現。ウィンターセールで初めて対象となったブランドもさらに値引きされ、ライディングウェアやモータースポーツファッション、4輪向けアクセサリーからライフスタイルアイテムまで幅広いカテゴリーを網羅している。店頭ではなくオンライン限定の企画であり、在庫限りの特価提供となるため、この冬最後のモーターライフ準備として注目が集まる。
モーターファン・イラストレーテッド vol.232発売|自動車産業の「調達・生産・販売」を徹底解説

自動車技術誌「モーターファン・イラストレーテッド vol.232」が1月15日に発売される。今号は巻頭特集として「自動車産業における調達/生産/販売」をテーマに、企画段階から部品調達、生産工程、流通販売までのプロセスを豊富な写真と図解で掘り下げる内容となっている。トランプ関税の影響や最新モデル動向、GR GTやCES 2026の出展内容なども収録し、技術視点で現在の自動車産業を俯瞰する一冊として自動車好きから業界関係者まで幅広く楽しめる構成だ。定価2100円で全国の書店やオンラインで取り扱われる。




B+COM PLAY ZEROに最新ソフトウェアアップデート配信開始

株式会社サイン・ハウスが展開するオートバイ用Bluetoothインカム「B+COM PLAY ZERO」向けに最新ソフトウェアアップデートプログラムを2026年1月16日付で配信開始した。今回のアップデートでは音量調整操作の反応速度が改善され、一部外部機器との動作最適化や軽微な不具合修正を実施。ユーザーは専用スマートフォンアプリ「B+COM PLAY ZERO APP」を使って、PC不要で簡単に本体のソフト更新が可能となる。専用アプリはApp StoreおよびGoogle Playで配信され、対応OSはiOS11以降とAndroid 8以降で利用できる。アップデートによって利便性がさらに高まる見込みだ。
