連載

今日は何の日?

■ポルシェデザイン社と共同開発したインプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ

2002年にデビューしたスバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」

2002(平成14)年1月21日、スバルとポルシェデザイン社が共同で開発した外装部品などを装着した「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」を発表(発売は翌2月20日)した。2代目インプレッサスポーツワゴンをベースに、水平対向エンジン3種(1.5L、2.0L、2.0Lターボ)を搭載したモデルに設定された。

レオーネの後継、レガシィの弟分として誕生したインプレッサ

1992年にデビューしたスバル初代「インプレッサ・セダン」
1992年にデビューしたスバル初代「インプレッサスポーツワゴン」
スバル初代インプレッサ・セダンに設定されたハイパワーバージョン「インプレッサWRX」

インプレッサは、「レオーネ」の後継として、また「レガシィ」よりひと回り小さい弟分として1992年にデビューした。ボディタイプは、サッシュレスの落ち着いた雰囲気の4ドアセダンとコンパクトなラゲッジを持つ5ドアのスポーツワゴンの2種だが、セダンにはトップグレードとして高性能ターボエンジンを搭載したWRXが設定された。

スバル初代インプレッサに搭載された3種エンジン
スバル初代インプレッサWRXに搭載された2.0LインタークーラーターボのEJ20型エンジン

エンジンはすべて水平対向4気筒で、WRX専用の240ps/最大トルク31.0kgmを発揮する2.0L 4気筒DOHCインタークーラーターボ(EJ20型)を筆頭に、1.8L SOHC(EJ18型)、1.6L SOHC(EJ16型)、1.5L SOHC(EJ15型)の4機種で構成。駆動方式は、MTにはビスカスLSD付センターデフ式4WD、ATにはトルクスプリット式4WDを組み合わせ、1.6Lと1.5Lの下位モデルにはFFも用意された。

スバル初代インプレッサのボディサイズ

一方でインプレッサは、さらなるイメージアップのため1993年にインプレッサWRXベースのラリーマシンで世界最高峰のWRCへ挑戦。WRXはすぐに実力を発揮し、WRCで1995年から3年間マニュファクチャラーズタイトルを獲得するという日本初の偉業を成し遂げ、インプレッサWRXは日本を代表するスポーツモデルへと駆け上がった。

個性的な丸目ヘッドライトが特徴的な2代目インプレッサ

2000年8月にデビューしたスバル2代目「インプレッサスポーツワゴン」。前期型の丸目が特徴
2000年8月にデビューしたスバル2代目「インプレッサWRX」

2000年8月にインプレッサは、初めてのモデルチェンジで2代目に移行。新環状力骨構造の衝突安全ボディを採用し、“ニューエイジ・インプレッサ”を掲げ初代同様、セダンとスポーツワゴンが設定された。

2000年8月にデビューしたスバル2代目「インプレッサ」に搭載されたエンジン

4ドアをスポーティセダンと位置づけ、ブリスターフェンダーによって全幅を広げて3ナンバー車に、スポーツワゴンは5ナンバーとした。スタイリングは、現行のヘキサゴングリルの原型となった台形グリルと、当時欧州で流行っていた丸目ヘッドライトが個性的だった。

スバル2代目「インプレッサ」のドライブトレーン

水平対向エンジンは、WRX用の最高出力250ps/最大トルク34.0kgmの2.0L インタークーラーターボとNA(EJ20)と、1.5L(EJ15)、1.6L(EJ16)が用意され、トランスミッションは5速MTおよび4速ATが組み合わされた。また、10月に登場したWRX STiには280ps/38.0kgmの2.0L インタークーラーターボが搭載されて注目を集めた。

駆動方式は、1.5Lのスポーツワゴンには2WD(FF)が用意されたが、他は初代と同様MTにはビスカスLSD付センターデフ式4WD、ATにはトルクスプリット式4WDが搭載された。

車両価格は、1.5L車が166.0万円/175.3万円(5速MT/4速AT)、2.0L車が199.8万円/212.1万円(5速MT/4速AT)、2.0Lターボ車が234.8万円/250.1万円(5速MT/4速AT)だった。

洗練されたスポーツワゴン・タイプユーロ登場

2002年にデビューしたスバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」

2002年1月のこの日に発表された「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」は、スバルとポルシェデザイン社との共同開発されたモデルである。ちなみに、ポルシェデザイン社は911の設計者として知られるフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ氏が1972年に設立したデザイン会社で、ポルシェの子会社だ。

スバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」のリアビュー

ポルシェデザインとともに作り上げた外装部品は、フロントバンパー&リヤバンパー、フロントグリル、ルーフスポイラー、スポーティシート(専用ブラック)、専用リアエンブレムなど、さらにターボモデルには17インチアルミホイールなどを装着。ボディ色は、プレミアシルバーメタリックとミッドナイトブラックマイカの2種類が用意された。

スバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」のコクピット

グレードは、搭載エンジン別に1.5L車、2.0L車、そして2.0Lターボ車の3車種。すべて4WDで、1.5L車は4速ATのみ、2.0Lおよびそのターボ車については5速MTと4速ATが用意された。

スバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」の前後シート

車両価格は、1.5L車が202.8万円、2.0L車が223.3万円/235.6万円((5速MT/4速AT)、2.0Lターボ車が266.3万円/281.6万円(5速MT/4速AT)。ベース車よりも、約20~30万円高額だった。

スバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」専用のルーフスポイラー
スバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」専用17インチアルミホイール

・・・・・・・・・・
ポルシェデザイン社と共同開発したモデルは、「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」の他に2000年にデビューした「レガシィB4・ブリッツェン」がある。いずれも、存在感のある洗練されたエクステリアをもつ独自性の高いモデルである。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

連載 今日は何の日?

歴史 11時間前

カッ飛び5バルブターボ!三菱「ミニカ・ダンガンZZ」は99.8万円で89年誕生【今日は何の日?1月23日】

歴史 2026.01.22

キュートなスズキ「アルトラパン」は若い女性がターゲット、95.0万円~02年発表【今日は何の日?1月22日】

歴史 2026.01.21

スバル「インプレッサスポーツワゴン・タイプユーロ」はポルシェデザインと共同開発のエアロなどを装着、203万円~02年発表【今日は何の日?1月21日】

歴史 2026.01.20

ダイハツ「シャレード」に世界最小1.0Lディーゼルを搭載し71万円~2代目誕生【今日は何の日?1月20日】

歴史 2026.01.19

ハリアーが元祖!レクサス「RX350」はプレミアムSUVのパイオニア、470万円~09年日本上陸【今日は何の日?1月19日】

歴史 2026.01.18

マツダの特別仕様車「ロードスターNRリミテッド」が500台限定/251.6万円 でNB型に誕生【今日は何の日?1月18日】