技術革新の波がドラレコ進化を後押し
一昨年あたりまでは一般的と呼ばれるフルHDモデルが、ラインアップの大多数を占めていた。そこからさらに高画質化したのは約1.8倍の解像度となるWQHDモデルの登場。しかし、データの圧縮や処理速度などの問題で、一部ハイエンドモデルにのみ採用され、普及グレードで一般化するには至っていない。
そして、今年に入ると一足跳びでフルHDの4倍の解像度を持つ4Kへと高画質化が進展したのは大きなトピック。ドラレコの超高精細画質化は新たなターンに差し掛かっているというわけだ。


高画質化でドラレコの安心感が高まる
ちなみに、これまで4K化は映像処理にかかる負荷が大きく、これまでドラレコのようなコンパクトな頭脳では処理しきれなかった。また、記録媒体に関しても大容量化と処理速度を必要とするため、高額になることも懸念材料のひとつ。ハイペースな技術革新によってこれらがクリアになったことは、4K画質を実現する原動力となっていることは間違いないだろう。
もちろん、4Kに進化したことでドラレコの安心感はさらに高まっている。というのも、万が一の交通トラブル時に、周辺状況を記録することが目的のドラレコは、どれだけ多くの情報を確実に記録できるかが性能差と言える。その点でも高解像度による記録は車両のナンバーから標識まで、余すことなく記録できるのだ。写っているけど判別不能……なんて状況を回避できるのが4K画質のアドバンテージなのである。

4K画質に加え革新機能も満載
とは言っても、現状で4K画質を実現するモデルは多くはない。しかし、70maiのラインアップでは、すでにフラッグシップモデルの『ダッシュカムT800』と『4K Omni X800』の2機種で4Kの超高精細画質を実現している。
特にT800では、フロントカメラだけでなくリヤカメラにも4Kスペックを採用。前後の記録性能を最大限まで引き上げつつ、さらに車内向けのサードカメラ(フルHD)も組み合わせる徹底ぶり。全方位を見逃さない万全のカバー力を発揮しているのはトピックと言えるだろう。
また、X800はフロントカメラのみに4K画質を採用しているが、このカメラが左右340度の範囲で回転し、AIアルゴリズムによる動体検知など、駐車中のトラブルもしっかりと記録できる性能を備えているのは見どころ。
高画質化とともにあらゆる高機能を詰め込むことで、さらに安心感を高めているのは現代ドラレコ市場の活況を物語っているだろう。

