インド乗用車市場の約2割はCNG車が占める

スズキとスズキのインド子会社Suzuki R&D Center India Private Limited(以下、SRDI)は、2026年1月18日に、グジャラート州バナスカンタ地域ブカラに建設したバイオガス・プラント「BANAS SUZUKI BIOGAS PLANT」の開所式を開催した。

同プラントは、2025年12月に開所式を行ったアグサラに次ぐ、2か所目のバイオガス・プラントである。CNG車の燃料用バイオガス(CBG)の生産・販売を行うとともに、バイオガス発生後の牛糞が有機肥料として販売される。

スズキはSRDIを通じて、2023年9月にNational Dairy Development Board(全国酪農開発機構、以下「NDDB」)、乳業組合Banas Dairy(本社:グジャラート州)と共に、これまでに稼働開始した2つのプラント(アグサラ、ブカラ)を含め、5つのバイオガス・プラントの建設に合意している。

カーボンニュートラル燃料であるバイオガスは、インド乗用車市場の約2割を占めるCNG車の燃料として使用可能で、温室効果ガスの排出抑制に貢献する。また、バイオガス・プラントの稼働により、エネルギー自給率の向上、新たな雇用創出、牛糞を買い取ることによる農村所得や生活水準の向上につながるとされる。

「BANAS SUZUKI BIOGAS PLANT」概要

所在地グジャラート州バナスカンタ地域ブカラ
面積約27,000m2
牛糞取扱量最大約100トン/日
バイオガス生産量約1.5トン/日
※CNG車約850台が1日に走行するために必要な燃料の量に相当
CNG車の燃費を33.47km/kg(ワゴンR CNG車のカタログ値)、1日の走行距離は60kmと想定