パワー系から足まわりまで豊富なメニュー!

スイフトスポーツの楽しさを引き上げるHKS流チューニング

ZC33Sベースのサーキットタイムアタックマシン「TRB-04」が筑波サーキットで記録した57秒480というタイム(K14Cエンジン)は、いまなお破られていない。その極限の挑戦を通じて培われたノウハウが、HKSのZC33S用パフォーマンスパーツへとフィードバックされている。

「スイフトスポーツで楽しもう。」をコンセプトに展開されるラインナップは、得意とするターボ関連パーツを軸に、パワーを確実に支える足まわりまで幅広く網羅。ストリートからサーキットまでを見据えたトータルカスタマイズが可能だ。

パワーチューニングの基本となる吸気系には、アルミパイピングと剥き出しエアクリーナーで構成されるレーシングサクションを設定。さらに、エンジンルーム内の熱を遮断するカーボン製コールドエアインテークを組み合わせることで、安定した吸気効率を実現する。

レーシングサクションは6万3580円、コールドエアインテークキットは9万4600円。両者を組み合わせたフルキットは14万5200円と、導入しやすい価格設定も魅力だ。

ターボチューンの要となる排気系には、環境性能を犠牲にすることなく排気効率を高めるメタルキャタライザー(22万9000円)を用意。性能と環境への配慮を両立させた、定番メニューといえる。

リヤビューの演出と性能向上を担うマフラーは、用途や好みに応じて選べる3タイプを設定。デモカーにも装着されている「スーパーターボマフラー(19万3600円)」は、純正比約65%の低排圧化を実現し、将来的なタービン交換にも対応。ハイパワースペックLIIは、純正比44%の軽量化による運動性能向上が魅力だ。リーガマックスプレミアムは、心地よい排気サウンドを重視したモデルとなっている。

吸排気系の効率向上とあわせて導入したいのが、カプラーオンでブーストアップが楽しめるパワーエディター。過給圧を約1.1kgまで高めることで、ノーマルの約145〜150psに対し、約160psと10ps以上のパワーアップを実現する。

エンジン制御系には、純正ECU書き換えのマスタリーECUに加え、OBDⅡコネクターから手軽に書き換え可能なフラッシュエディターも用意。ユーザーのレベルや用途に応じた選択が可能だ。

さらなるパワーを求めるユーザーに向けては、ノーマル比40%アップの最大風量を誇るGTⅢ-FXタービンとRタイプインタークーラー、燃料系の強化を組み合わせることで、200psオーバーも現実的なターゲットとなる。

MHI社製センターカートリッジにHKSオリジナルハウジングを組み合わせたGTⅢ-FXタービンは、純正交換のみでも排圧低減や吸気温度の低下により、最大8.6psのパワーアップを確認。40%の風量アップというポテンシャルを備え、チューニング次第で大きな伸び代を持つ。ガスケット類を含めたキット価格は23万1000円だ。

独自のシーケンシャルバルブ構造を採用したスーパーSQV(4万1800円)は、幅広い作動領域で繊細な圧力制御を実現。大気開放時のキレのある高周波サウンドが、ドライブの楽しさを演出するとともに、エンジンルームのドレスアップ効果も高い。

ZC33Sは純正で水冷オイルクーラーを装備するものの、サーキット走行では10分ほどで油温が130℃に達するケースも少なくない。そこで必須となるのがHKSの専用オイルクーラー。小型ながら高効率な設計により、油温を約110℃で安定させる。

足まわりには、「走り心地」をコンセプトにスポーツ性能と快適性を高次元で両立したハイパーマックスS(25万6300円)を設定。減衰力30段調整式の全長調整タイプで、スプリングレートはフロント6kg/mm、リヤ3.6kg/mmだ。

一方、よりサーキット志向のユーザーに向けたハイパーマックスR(33万8000円)は、専用ダンパーフルードと高強度スプリングを採用。ストリートからサーキットまで対応する究極のマルチパフォーマーとして、フロント10kg/mm、リヤ8kg/mmのレートが設定されている。

タイムアタックで培った実績をベースに、現実的かつ段階的なステップアップメニューを揃えるHKSのZC33S用チューニング。吸排気や電子制御によるパワーアップにとどまらず、冷却系や足まわりまで含めた総合的なパッケージ提案こそがHKS流だ。

スイフトスポーツが持つ「走る楽しさ」を、確かな裏付けとともに引き上げたいユーザーにとって、これ以上心強い選択肢はないだろう。

●取材協力:エッチ・ケー・エス 静岡県富士宮市北山7181 TEL:0544-29-1235

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