新型はゴルフRと同じ333psを発揮、CO₂排出量の削減が可能に
フォルクスワーゲン(以下VW)は昨年、コンパクト・クロスオーバーSUV「T-Roc」第2世代を発表したが、その最強バージョンとなる「T-Roc R」新型プロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。

T-Rocの高性能バージョンは、最新のゴルフRエンジンとハイブリッドパワーを搭載する予定だ。

VWはすでに第2世代T-Rocを発売しているが、真のパフォーマンスバージョンはまだ導入されていない。新型T-Roc Rの公開テスト走行を捉えたカメラマンは、Rバッジを冠したモデルに期待する通りのサウンドを実現したと述べている。
極寒のスカンジナビアで捉えたプロトタイプを見ると、リヤに4本出しエキゾーストパイプをインストールしており、これが単なるR Lineではないことがわかる。昨年の改良で精悍な印象のニューフェイスとなったR Lineは、確かにそのルックスにふさわしいが、新型PHEVモデルになっても、その威勢の良さに見合うだけのパワーはないのが現状だ。
最新情報によると、Rはプラグインハイブリッドモデルにはならないようだが、エントリーレベルのT-Rocと同様に、48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。しかし、1.5Lエンジンをパワーアップさせる代わりに、RにはゴルフRに搭載されている2.0Lターボチャージャー付き4気筒エンジンのハイブリッドブースト版が搭載されるようだ。
旧型のT-Roc Rは、最高出力300psだったが、新型はゴルフRと同じ333psを発揮する。つまり、ハイブリッド化によって(ゴルフRの非ハイブリッドシステムと比べて)出力が向上するわけではないが、CO₂排出量の削減が可能になり、これはヨーロッパでは大きなメリットとなる。
パワーはデュアルクラッチトランスミッションを介して四輪に伝達され、T-Roc Rは5秒未満で時速62マイル(100km)まで加速する。 VWは、この人気小型SUVにゴルフRと同じトルクベクタリング式リヤディファレンシャルを搭載すると考えられているため、ドライブモードセレクターにもドリフトモードが追加されるはずだ。
車内には、Rブランドのバケットシートと厚手のステアリングホイール、10インチデジタルメータークラスター、そして12.9インチタッチスクリーンタブレットを装備。また、ホイールベースは2,631mm(103.6インチ)と従来型より28mm(1.1インチ)延長され、より広い室内空間が確保されている。
VWは11月、すでに20インチマルチスポークホイールとアクラポビッチ製エキゾーストを装備したRのカモフラージュバージョンを予告しており、正式デビューもそう遠くないと予想される。





















