インパクト系のVIPやアウトローが盤石の地位を確立
21世紀を迎えたミニバン&ワゴンのカスタムシーン。いよいよ、張り出し系VIPスタイルブームが本格的に到来。様々なメーカーからVIPエアロが続々登場。基本的にはバンパータイプで下方向、そして前方向に張り出しが強く、クルマ全体がひと回り大きくなる印象。車種的にもミニバン系だけでなく、ワゴン車やKカーでもVIPスタイルが旋風を巻き起こした。
深リムディッシュホイールが大流行
大型バンパーエアロがスタイリングの核となるVIPスタイル。そのインパクトやボリューム感に負けない足元を演出するために大ヒットしたのが「リムが深いディッシュホイール」。 VIPの代名詞、トレードマークとして、各ホイールメーカーからディッシュモデルがリリースされた。


エアサスの本格化もこの頃から
大型エアロでローダウンしたまま走ってしまうと、当然エアロを路面や縁石にぶつけて割ってしまう可能性が高い。そんなトラブル回避をアシストするように現れたのがエアサス。非現実的な着地スタイルも大流行。VIPの「オバフェン/深リム/エアサス」は三種の神器とも言われた。


アウトロースタイルもブームに
ギャルソン・ブラックマフィアを中心に妖艶なエアロラインで、さらにはカスタムペイントを施し、VIP系とはまた違うベクトルのインパクトを放つ「アウトロー」というジャンルが周知されたのもこの時期。

ついに10系アルファードが登場
2002年にはキングオブミニバンの初代10系アルファードが新登場。すでに登場していたフルサイズミニバンのエルグランドやグランドハイエースに変わって大躍進をする。ただし、2005年くらいまではまだまだ御三家の勢いが強かった。

STYLE WAGON(スタイルワゴン) 2026年1月号 No.361より

