このほどトヨタGAZOO Racingは、GRヤリスの特別仕様車『Sebastien Ogier 9x World Champion Edition(セバスチャン・オジエ9xワールド・チャンピオン・エディション)』を発表した。

トヨタ ヤリスSebastien Ogier 9x World Champion Edition

同モデルは、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Team(TGR-WRT)に所属するセバスチャン・オジエ選手のWRC2025におけるドライバーズチャンピオン獲得を記念した特別仕様車だ。

トヨタ ヤリスSebastien Ogier 9x World Champion Edition

販売に関して公式アナウンスされているのは、2026年春以降に、スマートフォン用アプリ『GR app』を通じて抽選申し込みを開始、日本市場で限定100台、欧州の一部地域でも100台限定で発売するということ。

セバスチャン・オジエ選手の記念モデルとしては、2022年に設定されていた『GRヤリス RZ“High-performance・セバスチャン・オジエ エディション』に続いての第二弾となる。

ボディカラーには、TGRの2025年のモータースポーツ活動を象徴する“グラビティブラック”を設定、ホイールも同系色のマットブラックが採用されている。足まわりには、ブルーのブレーキキャリパーが装備され、ラジエーターグリルはオジエ選手の出身国であるフランス国旗をモチーフにしたトリコロールカラーが配置されている。

キャビン内には、外形をコンパクトにした新開発のステアリングホイールを装備し、トリコロールステッチが採用されている。

技術面では、ベース車の“TRACK”モードから、オジエ選手とともに開発した専用の四駆制御モード“SEB.”へと変更される。このSEB.モードは、前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にすることを狙い、前40:後60のトルク配分とした四駆制御モードだ。ドライバーと車両との一体感が高められ、高速度域での車体コントロール性が向上、競技シーンでのタイムを短縮する。

また、ベース車の“GRAVEL”モードは、“MORIZO”モードへと進化。この“MORIZO”モードでは、加速時は前後輪の拘束力を最大(直結)とし、制動時は必要分だけ拘束を緩める四駆制御モードだ。

パワートレインは、1.6L 直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は304psを発揮、トランスミッションは6速MTまたは8速ATと組み合わされ、駆動方式は4WD“GR-FOUR”を採用する。

日本発売スケジュールは未定だが、最新情報によると2026年4月が有力と見られているという。間違いなく高額モデルになるはずだが、日本市場限定100台は争奪戦になるのは間違いない。