人気の原付二種2台を徹底比較! まずは静的チェックです。

PCX125の注目ポイント

・高級感に磨きをかけた外装

・先代より軽快なハンドリング

・フットスペースの拡大

NMAX125の注目ポイント

・アグレッシブさが増した外装

・前後ショックの設定変更

・新デザインのLCDメーター

PCX125とNMAX125のサイズ感をチェック!

PCXとNMAXの収納と電源をチェック

フロントには2箇所の収納を設けるNMAX

USBタイプC電源を左側の収納スペースに設置。

RX-7RR4はギリギリで収まったが、NMAXのトランクスペースはフルフェイスヘルメットの収納を考慮していない模様。ただし、フロントインナーポケットはPCXより充実。2代目まではDCジャックだった電源は、3代目でようやくPCXと同じUSBタイプCになった。

広大な30ℓの収納スペースを誇るPCX

左側のリッド付き収納の奥側上部にはUSBタイプC電源を確保。

すべてのフルフェイスヘルメットがOKではないけれど、PCXのトランクスペースには帽体が大きめのX-Four teenが収納できた。また、広報資料には500mlと記されているのだが、リッド付きのフロントインナーポケットには600mlのペットボトルを収納することが可能。

PCXとNMAX、足つき性やステップをチェック

PCXのタンデムステップ(収納時)。
NMAXタンデムステップ(収納時)。

ハンドル幅が適度に狭く、着座位置がやや高いNMAXの乗車姿勢は、PCXよりスポーティな印象。前端を絞ったシートからは小柄なライダーに対する配慮が伺えるが、足つき性はPCXのほうが良好。タンデムステップは他の外装類との一体感を意識したデザインだ。

ハンドルが幅広でグリップがライダーに近く、着座位置が低いPCXのライポジは、NMAXよりフレンドリー。フットスペースは広々していいるものの、スポーツライディング中はセンターのフレームカバーが左右に張り出しているNMAXのほうが一体感を得やすかった。

PCXとNMAXのメインキーとスマートキー

イグニッションはいずれもスマート式で、使い勝手に大きな差異はナシ。NMAXのスマートキーのボタンは1個しか存在しないものの、PCXと同様にアンサーバック機能が備わっている。ガソリンタンクリッドとシートの開閉ボタンは、PCX:独立式、NMAX:シーソー式。

スマートキー

PCXのスイッチボックスを確認

左右対称感を意識したPCXのスイッチボックスは、先代の構成を踏襲。近年のホンダ車ではこの構成の定番化が進んでいて、使用頻度の高さと左手親指の移動量の少なさを考慮して、ウインカースイッチを最下段に設置。慣れが進むと、理にかなった配置だと思えてくる。

NMAXのスイッチボックス

NMAXの左右スイッチボックスは、オーソドックスなデザイン。第3世代からは左側上部にMENUボタンが追加され、メーター本体に手を伸ばさなくても、多種多様な表示内容やトラクションコトロールのオン・オフ、ディスプレイの明るさが変更できるようになった。

PCXとNMAXのメーター

メーターはいずれもネガ表示のLCDディスプレイ。表示内容や配置に変更はないものの(下部にはSELECT・SETボタンが備わる)、PCXのメーターは外枠のデザインを変更。テレスコープコクピットと命名されたNMAXのメーターは新作で、スマホと連携するYコネクトを装備。

PCX

ABSやトラクションコントロール

足まわりもライポジと同じく、PCX:快適指向、NMAX:スポーツ性重視。ただしABSの利き方は、フロントのみのPCXのほうが自然で(しかもリアはロック時のコントロール性が秀逸)、前後に装備するNMAXは作動時のキックバックに違和感を覚えた。トラコンの作動感はどちらもナチュラル。なお操安性を左右するキャスター角・トレール・軸間距離・前後ホイールトラベルは、PCX:26度・98mm・1315mm・89/95mm、NMAX:26.5度・79mm・1340mm・100/91mm。

NMAXはφ230mmディスクと13インチホイール。
PCXはφ220mmディスクと14インチホイール。
イニシャルを2段階に調整できるNMAXのリヤショックは全長320mm。
95mmのストローク量を持つPCXのリヤショックは全長350mm。

NMAXとPCX、灯火類の発光イメージをチェック

NMAXのヘッドライト。左からロービーム、ハイビーム、ハイビーム+ハザード。
NMAXのテールランプ。左からポジション、ブレーキ、ブレーキ+ハザード。

プロジェクターヘッドライトは上下2灯式で、ポジションランプはN+Nの鏡文字がモチーフ。従来は一体式だったリアの灯火類は、上:テールランプ/下:リアウインカーという分割構造に変更。なおテールランプは、斜め上からの角度でMAXのMに見えることを意識してデザイン。

PCXのヘッドライト。左からロービーム、ハイビーム、ハイビーム+ハザード。

PCXのテールランプ。左からポジション、ブレーキ、ブレーキ+ハザード。

先代以前は一体式だったヘッドライトは、5代目では左右独立式に刷新。その上部に備わるシグネチャーライトの左右上端には、バイファンクションタイプのフロントウインカーが備わっている。テールランプは薄型化されているが、ハザードランプ使用時は従来と同様のX型で点滅。

NMAXとPCXのカラーバリエーションを見てみよう

NMAX。左からマッドダークレディッシュグレー、マッドダークグレー。

NMAX。左からホワイト、グレー。

PCX。左からマットスターリーブルーメタリック、パールスノーフレークホワイト。

PCX。左からパールマゼラニックブラック。パールジュピターグレー。

PCXとNMAX、価格と主要諸元

HONDA PCX 価格:37万9500円

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高:1935mm×740mm×1125mm
シート高:764mm
ホイールベース:1315mm
エンジンタイプ:水冷4ストローク4バルブ単気筒
総排気量:124cc
内径×行程(mm):φ53.5×55.5
圧縮比:11.5:1
最高出力:12.5ps/8,750rpm
最大トルク:12Nm/6,500rpm
変速機型式:CVT
始動方式:セルフ式
車両重量:133kg

燃料タンク容量:8.1ℓ
タイヤ(前):110/70-14
タイヤ(後):130/70-13

ブレーキ形式(前):ディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
ABS:前

YAMAHA NMAX 価格:38万9400円

SPECIFICATIONS

全長×全幅×全高:1935mm×740mm×1200mm
シート高:770mm
ホイールベース:1340mm
エンジンタイプ:水冷4ストローク4バルブ単気筒
総排気量:124cc
内径×行程(mm):φ52.0×58.7
圧縮比:11.2:1
最高出力:12ps/8.000rpm
最大トルク:11Nm/6,000rpm
変速機型式:CVT
始動方式:セルフ式
車両重量:132kg

燃料タンク容量:7.1ℓ
タイヤ(前):110/70-13
タイヤ(後):130/70-13ブレーキ形式(前):ディスク
ブレーキ形式(後):ディスク
ABS:前後

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