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今日は何の日?

■ゼロクラウンをさらに磨き上げた13代目クラウン

トヨタ13代目「クラウン」

2008年(平成20)年2月18日、トヨタは13代目となる新型「クラウン」を発売した。13代目クラウンは、すべてを一新した「ゼロクラウン」こと12代目をベースに、ハードウエアは先代から受け継ぐが、ソフトウエアを大幅に強化して一段と安全かつ快適な走行を実現した。 

ゼロクラウンと呼ばれた変革を飾った12代目クラウン

2003年にデビューした“ゼロクラウン”、トヨタ12代目「クラウン」

2003年にデビューした12代目「クラウン」は、“かつて、このクルマはゴールだった。今、このクルマはスタートになる”というキャッチフレーズで、「ZERO CROWN(ゼロ クラウン)」を掲げて登場。これまでのクラウンの伝統的なイメージを払拭し、内外装やシャシー、エンジン、サスペンションなどが一新された。

従来の高級志向の「ロイヤル」シリーズと、スポーティな「アスリートシリーズ」で構成。スタイリングは、それまでの重厚感を売りにした保守的なデザインから、アグレッシブで躍動感のあるスポーティなものへと変貌。特にアスリートシリーズは、スポーツセダンのようなスタイリッシュさが魅力だった。

2003年にデビューした“ゼロクラウン”、トヨタ12代目「クラウン」

エンジンは、長くクラウンに搭載されていた直6に代わり、V6エンジンに換装された。パワートレーンは315ps/38.4kgmを発揮する3.5L V6 DOHC、256ps/32.0kgmの3.0L V6 DOHC、215ps/26.5kgmの2.5L V6 DOHCの3種エンジンと、シーケンシャルモード付6速ATの組み合わせ。

またホイールベースとトレッドを拡大しながらも軽量化を図り、足回りにはリアにマルチリンク式を新採用。さらに、白線をカメラで認識してステアリング操作を支援するレーンキーピングアシストなど安全運転支援も導入された。

2003年にデビューした“ゼロクラウン”、トヨタ12代目「クラウン」

従来のクラウンの伝統的なイメージを払拭して変革を成し遂げた12代目クラウンは、長いクラウンの歴史の中でも革新的として高く評価された。

13代目までのクラウンの歩み1.
13代目までのクラウンの歩み2.
13代目までのクラウンの歩み3.

人気のゼロクラウンをブラッシュアップした13代目

2008年にデビューしたトヨタ13代目「クラウン・ロイヤル」
2008年にデビューしたトヨタ13代目「クラウン・アスリート」

2008年2月のこの日、12代目のゼロクラウンから13代目へとバトンタッチされた。コンセプト、デザインともに人気が高かった12代目を正常進化させた。ボディ構成も、ロイヤルシリーズとアスリートシリーズの2シリーズだったが、3ヶ月後にはハイブリッドが追加された。

2008年にデビューしたトヨタ13代目「クラウン・ロイヤル」
2008年にデビューしたトヨタ13代目「クラウン・アスリート」

スタイリングは、先代のイメージをキープしながら発展させ、フロントホイールアーチを強調するフェンダーラインが特徴だった。先代ゼロクラウンのイメージを継承したスタイルに見えるが、全幅とトレッドが10mm拡大され存在感と迫力が増した。

トヨタ13代目「クラウン」のパワートレーン

エンジンは、筒内直噴D-4を採用し、吸・排気バルブに連続可変バルブタイミング機構を備える、最高出力256ps/最大トルク32.0kgmの3.0L V6 DOHC、215ps/26.5kgmの3.0L V6 DOHCの2種エンジンを搭載。パワースペックに変更はないが、制御系を最適チューニングし、ドライバビリティが改善された。

トヨタ13代目「クラウン・ロイヤル」のコクピット
トヨタ13代目「クラウン・ロイヤル」のシートアレンジ

トランスミッションも、シーケンシャルシフト付6速ATを継承したが、これも新たに駆動力統合制御システムのDRAMSを採用し、滑らかな変速を実現。自動的にシフトパターンを切り替えるAI‐SHIFT制御も注目を集めた。

2008年にデビューしたトヨタ13代目「クラウン・アスリート」

さらに、世界初の進化版ドライバーモニター付プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)を設定し、さらにカーナビゲーションとの連動により高度な運転支援を実現するなど、世界トップレベルの安全性能が装備された。

車両価格は、2WD仕様で368万~535万円(ロイヤルサルーン)/374万~567万円(アスリート)に設定された。

トヨタ13代目「クラウン」の主な諸元

リダクション付THS IIのハイブリッドモデルも追加

ロイヤル/アスリートから3カ月遅れの2008年5月、待望のフルハイブリッドが登場した。

2008年デビューしたトヨタ13代目クラウンに設定された「クラウン・ハイブリッド」
2008年デビューしたトヨタ13代目クラウンに設定された「クラウン・ハイブリッド」

ハイブリッドモデルは、3.5L V6 DOHCエンジンとモーターを組み合わせ、ハイブリッドシステムはFR専用2変速式リダクション機構付THS IIを搭載。これにより、4.5L車クラスの動力性能と2L車クラスの低燃費が両立され、燃費は14.0km/L(JC08モード)を実現し、2015年度燃費基準が達成された。

2008年デビューしたトヨタ13代目クラウンに設定された「クラウン・ハイブリッド」

またハイブリッドのインパネには、視認性に優れたTFT(薄膜トランジスタ)液晶を使った世界初のファイングラフィックメーターを標準装備することで差別化した。車両価格は、595万円/619万円に設定された。

2008年デビューしたトヨタ13代目クラウンに設定された「クラウン・ハイブリッド」

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2018年にデビューしたトヨタ15代目「クラウン」。クーペ風のスタイリングで若返りを加速
2018年にデビューしたトヨタ15代目「クラウン」。クーペ風のスタイリングで若返りを加速
現行16代目、4種のクラウン

クラウンは、セダン人気が低迷し始めたことを受け、1999年発売の11代目からユーザーの若返りを狙った。続いた12代目と13代目は、従来のオジサン世代が乗る重厚なイメージを払拭、その流れで現行16代目の斬新なスタイリングのクラウンへと大変身したのだ。13代目もクラウン変身の一過程のモデルだった。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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