『ジャパンモビリティショー2025』でワールドプレミアされた日産の高級ミニバン「エルグランド」新型(E53)の発売がいよいよ今夏に迫っているが、価格、発売日など最新情報を踏まえてお伝えしよう。

日産 エルグランド新型

新型最大の注目は、全車に第3世代「e-POWER」システム、4WD「e-4ORCE」を搭載。新開発の1.5L直列3気筒ターボエンジン「5-in-1 e-POWERパワートレーンユニット」を採用することで、システム最高出力は340psを発揮、高速走行時の燃費は最大15%向上することだ。
最新世代のe-4ORCEは、発進時や加減速時の車体の揺れを抑制し、快適な乗り心地を実現する。

日産 新型 5-in-1 e-POWERパワートレーンユニット

また、ボディサイズは全長4995mm(+20mm)/全幅1895mm(+45mm)/全高1975mm(+160mm)、ホイールベース3000mm(±0)と拡大。特に全高の拡大は顕著で、大幅な居住空間を提供してくれる。このサイズは、ライバル「アルファード」の全幅1850mm/全高1945mmよりワイドに、そして背が高く設計されており、優位性をアピールする。

日産 エルグランド新型

キャビン内も大幅に進化。本革や合成皮革を多用、目調パネルとシームレスに統合された静電式スイッチ、組子パターンのキルティングドアトリムなど、細部まで高級感を提供してくれる。また、日産国内モデル初となる14.3インチの大型インフォテインメントディスプレイを採用、こちらもアルファード超えサイズとなっている。さらに、BOSE22スピーカープレミアムサウンド・システム、64色設定可能なアンビエントライトなど豪華設備を搭載する。

日産 エルグランド新型

さて、気になる価格だが、第3世代e-POWERシステムの採用などで急上昇すると予想される。先代のエントリーグレード2.5L「250ハイウェイスターS」のFFモデルは、408万2100円だったが、新型では、580万円程度、あるいは600万円を超えてくる可能性もあるという情報も入っているのだ。これはアルファードの2.5Lハイブリッド2WD「X」グレードの510万円を大きく超え、4WD「Z」の574万8000円も超える価格だ。

日産 エルグランド新型

近年新型モデルの価格は高騰しており、アルファード発売の2023年から3年が経過していること、最新パワートレインを採用していることなど考慮すると、十分ありえるだろう。

日産 エルグランド新型

そして発売だが、2026年7月と予想される。また2026年の納期は、4.5ヶ月から6ヶ月程度となりそうだ。
国内最大級のボディサイズを持ち、最新パワートレインを搭載する新型エルグランドは、王者「アルファード」の牙城を崩せるか、注目される。