社外アルミフレーム&エンジンにA型モンキーの灯火類を合体。リヤをダブルタイヤにすることで、独自のミニマッチョに仕上げた。

定番の太足化を飛び越え、まさかのリヤダブルタイヤ

ワイドタイヤを履くカスタムはモンキーの定番。
カート用の角張った8インチの太足ではインパクトを与えてくれる。

通称「太足」と呼ばれる王道スタイルだが、このモンキーのダブルタイヤはそんな太足カスタムに新風を巻き込む存在。ワイドタイヤを履く強者もいるが、2ホイール&リヤタイヤ直結という圧巻のルックスは、見たこともないインパクトだ。

太足化で苦労するのはチェーンラインの再構築。このモンキーでは見たこともないダブルタイヤとセンターチェーン駆動に多くの注目が集まった。

今回はイベントへ間に合わせるため、精度より実動を優先して手作業で加工。チェーンラインは中央へオフセットしている。

ワンオフでベアリングを組み込んだサブカウンターシャフトを用意し、チェーンの駆動を中央に設定。このセンターチェーン駆動で可能になったのがリヤダブルディスクブレーキ。つまりディスクブレーキをリヤ左右に装着するという独創的な構造だ。

車体を傾けて曲がるオートバイでリヤダブルディスクとは驚き。トライクならまだしも、という発想を実現した。

ちなみにこのモンキーのベースはA型。エンジン&社外フレームにワンオフのFRPタンクという構成だ。

MINI4カスタムの創造性を応援し、型式などのカタイ話は置いておいてオリジナルアイデア満載の1台である。

太足を越えるダブルタイヤという新発想。チェーンラインは中央に設定される。両サイドにディスクブレーキを装着。
ミッションパーツから自作した追加のカウンターシャフトでチェーンラインをセンターへ移行。まずは実動レベルで仕上げた。
ヘッドライトはA型モンキーを加工して装着。オイルクーラーはコンパクトなXLR250R用のネック装着タイプをチョイスする。
ロントフォークやブレーキはNSR50用を移植流用。8インチホイールと同径のディスクローターで、ホイールはまったく見えない。

撮影したのはこのEVENT!

「ENJOY 4MINI」
■日時:2024年10月19日(土)
■開催地:鈴鹿ツインサーキット(三重県)

Gクラフトを主体とした4MINI系パーツメーカーが毎年秋頃に開催しているイベント。カスタムコンテストや走行系コンテンツなども充実し、お祭りムード満点だ。


※こちらの記事はモトチャンプ2024年12月号に掲載されたものです。