一刻も早くスペックの大幅改良、あるいは「タイプS」、「タイプR」の導入に期待
2025年、世界的に話題となったホンダ「プレリュード」新型が昨年、米国で思わぬ苦戦を強いられていることをお伝えしたが、年が明け、状況は変わったのだろうか?

修理工場のマネージャー兼オートクロス愛好家から、専業ライターへと華麗なる転身を遂げたスティーブン・リバーズ氏がレポートを発表している。

それによると、プレリュードは、1月に販売台数を伸ばしたが、ホンダの月間目標である300台には依然として届いていない。
ホンダとアキュラの両ブランドを含むグループ全体では、小型トラック、乗用車、そして成長を続けるハイブリッド車への継続的な需要により、1月の累計販売台数は9万8,594台で、前年同月比1.9%増となったようだ。
しかし、プレリュードがいまだ軌道に乗れていない現状が足を引っ張っているようだ。
プレリュードは全国展開が続くなか、2026年1月の販売台数をわずか216台とういう厳しい結果となったという。これは、プレリュードが初めてフルに発売された12月の174台と比べると確かに改善しているが、ホンダが目標とする月平均300台には依然として遠く及ばない数字といえる。
先月、ホンダは米国で年間4,000台のプレリュードを販売すると明言している。日本市場での大ヒットを考えれば、波に乗れれば、スバル「BRZ」、トヨタ「スープラ」とも戦えるポテンシャルはあるはずだ。
しかし現時点では、それはまだ実現していない。大きな要因を特定することはできないが、マークアップ(おそらく価格設定そのもの)がプレリュードにとって最大の問題となっている可能性がある。
米国では、1,195ドル(約187,000円)の送料込みで42,000ドル(約6,574,000円)と、日本価格より約40万円高となっている。ルックスやスペシャリズムより、スペックと価格のコストパフォーマンスを重視する米国人にとって、シビックSiが32,190ドル(約5,000,000円)で購入できることを考えると、最高出力203psのハイブリッド車としてプレリュードはかなり高額と捉えられているようなのだ。
にもかかわらず、先日お伝えしたとおり、アリゾナ州のある販売店は2026年型ホンダ・プレリュードを、プライバシーフィルム、内装保護材、外観セラミック保護パッケージを付けて64,985ドル(約10,113,625円)で販売したという。
また、ディーラーがマークアップを減らし、それを割引価格として顧客に転嫁しようとしたが、実際にはメーカー希望小売価格より約1万ドル(約1,558,000円)も高かったとうケースもあったという。
これらディーラーの現状をみると、ホンダの焦りが見えてくる。米国で成功するには、一刻も早くスペックの大幅改良、あるいは「タイプS」、「タイプR」の導入が必要かもしれない。







