前後ホイールはDトラッカー後期のリムを流用。CBR250Rと同サイズのタイヤを履き、明確なスポーツ志向を示す。

スーパースポーツなみの太いタイヤが圧巻!

イベントのたびに意欲的なカスタム車を持ち込んでくれるメリルさん。今回は存在そのものがマイナーなタイホンダのウェーブ125iをベースに、スポーティな仕様を披露してくれた。

まず苦労したのはベース車の入手から。手に入れてもカスタム情報がほとんどなく、流用や適合はすべて現物合わせで探っていったという。とにかく前後に太いタイヤを履かせたい――その思いから、流用候補としてDトラッカーのホイールを入手。フロントはウェーブ純正ハブにリムを組み、フォークスプリングを強化することでストローク時の干渉をクリアした。

ハンターカブのリヤハブでディスク化にも成功!

リヤはスイングアーム幅がCT125ハンターカブと同じであることに着目。同車からハブを流用し、ドラムブレーキからディスクブレーキへの変換にも挑戦した。さらに外径の大きなタイヤを収めるため、スイングアームを約10cm延長している。

マフラーはWR’S製JC75グロム用。ステップごとグロム用に交換することで、ステー無加工での装着を実現。この変更によりリヤブレーキのマスターシリンダーも設置可能となり、一気に課題を解決した。

パールホワイトだったボディはキャンディレッドへオールペン。スポーティさはさらに加速した。エンジンは現状ノーマルだが、今後のチューニングで中身の進化も期待できそうだ。

ラジアルマスターを装着。ハンドルカバーをカットして組み込むという力技も見どころ。
右側にアクティブ製デジタルタコメーターを装着。センターキャリアは探し当てたタイホンダ純正品。
フロントキャリパーはモンキー125用デュアルピストン。ディスクローターはPCX用社外品。
リヤハブはCT125用を流用しディスク化。140幅タイヤを収めるため、スイングアームは約10cm延長している。

したのはこのEVENT!

「奈良カブミーティングVol.17」
■日時:2024年11月10日(日)
■開催地:平成榛原子供のもり公園(奈良県)

こちらの車両は日本一参加者が集うカブイベント「奈良カブミーティング」で撮影されたもの。次回は2026年5月10日(日)開催(場所は同じ)。詳細はこちらのSNS(奈良カブ)をチェック!


※こちらの記事はモトチャンプ2025年4月号に掲載されたものです。