チョップドフレームとエンジンハンガー加工により、ノーマルホイールベースのまま低さを実現。全身ワンオフの塊だ。

フレームはネックとタンクをチョップし、ローフォルムを徹底

シャリーをはじめとする4MINIカスタムは、どうしても似た方向へ収束しがち。そこでオーナーが突き詰めたのは、圧倒的な存在感だった。ペイントとメッキによる煌びやかな演出で、ライバルから一歩抜き出るスタイルを構築している。

ペイントは関西から関東へ車両を持ち込み、ハゼファクトリーへ直接依頼。キャンディ、フレーク、ラップペイントなど多彩な技法を融合し、光を受けるたびに表情を変えるボディへと仕上げた。メッキもワンオフパーツから純正部品まで徹底。レンズ類までミラー加工するこだわりで、やり残しのない仕上がりだ。

さらに注目はローフォルム。フレームはネックとタンクをチョップし、ノーマルホイールベースを維持しながら低さを追求。太足とのバランスも緻密に計算され、凝縮感あるシルエットを完成させている。

“王道”のシャリーを、ここまでアートに昇華させた例はそう多くない。

フロントは純正ベースをワイド加工。6.25JのロンシャンXR4を装着し、わずかにストロークを残す絶妙セッティング。
ハンドルは6種類を経て現在形に到達。水野板金でのワンオフ製作を重ねた渾身の一本。フルードはあえて色違い。
ワイド加工したGクラフト製スイングアームに8JのロンシャンXR4をセット。純正加工のリヤフェンダーで太足を受け止める。

撮影したのはこのEVENT!

「ENJOY 4MINI」
■日時:2024年10月19日(土)
■開催地:鈴鹿ツインサーキット(三重県)

Gクラフトを主体とした4MINI系パーツメーカーが毎年秋頃に開催しているイベント。カスタムコンテストや走行系コンテンツなども充実し、お祭りムード満点だ。


※こちらの記事はモトチャンプ2025年4月号に掲載されたものです。