
PHOTO:平野 陽
身近なガソリンを使ってお手軽パーツクリーナー
メンテナンスを行う際に必ずといっていいほど使うのがパーツクリーナーだろう。洗浄液をガス噴射し、その圧力も手伝い油汚れ等を洗い流してくれる便利なケミカルの一種だ。ただ空き缶の処理も面倒だし、こうした消耗品の出費はできるだけ抑えたいトコロ。そこで推したいのがガソリン等を入れても溶けないスプレーボトルだ。
製造しているのは、1940年に創業し、1954年に「ダイヤスプレー」ブランドを立ち上げたフルプラ社という日本の会社。薬品の噴霧や、染み抜き等の用途で使われる業務用で、3タイプ×容量違いがラインナップ。補修品もパッキン一つから購入できるため、長く使い続けることができるのもうれしい。
使い方はいたって簡単。溶剤を入れて、ノズルを回転させて噴射パターンを調整するだけ。強い洗浄力が欲しい時はガソリンやパーツクリーナーの原液。樹脂パーツなどへの攻撃性が心配な時はアルコール。しっかり時間をかけてゴシゴシしたい時は揮発性の低い灯油と使い分ければOK。ちなみに一般的なスプレーボトルを使うと、早々にノズルが折れてしまい容器がグズグズになり使い物にならない。
使用上の注意としては、霧化状態になるため広範囲で火気厳禁! 寒いからとストーブを点けたまま使うのは絶対にやめてほしい。というわけで、私はパーツクリーナーと併用させながら一軍で活躍中なのである。
こうして自分でメンテナンスする時間って好きだなー。
直噴から霧状態まで噴射パターンを調節可能

ノズル部分は溶剤による噴口の変形や膨潤に耐える金属製。スプリングが内蔵されており、霧の切れが良いのが特印象的だ。
狭い場所でも使いやすい 細めの80mmノズル!

ノズルの長さはなぜ80mm? と思ったけど、これが狙った所にスプレーしやすい絶妙なサイズだった。 細身なので奥まった場所へもアクセスしやすい。
溶剤を入れ替えて使い分けができちゃう!

中身を入れ替えれば、さまざまな箇所に使用できる。つまり、数種類のケミカルスプレーを購入する必要もなくなるってわけ。
バイクならこんな箇所に使える




※この記事は月刊モトチャンプ2024年11月号を基に加筆修正を行っています

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