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今日は何の日?

■人気ミニバンの5代目セレナにe-POWER搭載

2018年2月にデビューした日産「セレナe-POWER」

2018(平成30)年2月28日、日産自動車はミニバン「セレナ」の5代目に、シリーズ方式ハイブリッドの“e-POWER”を搭載することを発表した(発売は、翌3月1日)。2016年8月にモデルチェンジした5代目セレナは、先進運転支援技術“プロパイロット”の採用で注目されたが、2年後に“e-POWER”搭載車を追加したのだ。

e-POWERを初めて搭載した2代目ノート

2016年11月に日産2代目「マーチ」のマイナーチェンジでデビューした「ノート e-POWER」

「ノート」は、2005年1月に世界戦略車のコンパクトカーとして誕生した。2012年9月には、モデルチェンジして2代目となり、スーパーチャージャー搭載モデルを登場させて話題を集め、さらに2016年11月のマイナーチェンジで、“e-POWER”搭載のハイブリッドモデルが追加された。

日産「ノート e-POWER」のハイブリッドシステム

“e-POWER”は、最高出力79ps/最大トルク10.5kgmの1.2L 直3 DOHCの発電用エンジンと109ps/25.9kgmのモーター、発電機、インバーター、リチウムイオン電池などで構成される。発電用のエンジンは、直接の動力源として使わず、増速機を介して発電機を回し、電池を充電するだけの役目。その電気を使ってモーターを回し、駆動力としてタイヤに伝えてモーター走行する、いわゆるシリーズ式ハイブリッドだ。

エンジンは、運転条件や電池残量に応じて起動させ、車速とは無関係に極力エンジンの効率が高い2200~2500rpmの領域で定点運転する。ただし、急加速のような大電力が必要な場合は、エンジン回転は4000rpmぐらいまで上昇させ、発電機からの発電エネルギーを直接モーターの駆動力として付加する。

基本的には、エンジンを効率の良い定点運転できるので、37.2km/L(JC08モード)の低燃費が実現された。

注目のプロパイロットを採用した5代目セレナ

2016年8月にデビューした日産5代目セレナ。プロパイロットを初めて搭載

1991年に「バネット・セレナ」として誕生したセレナは、1990年代から始まったミニバンブームの勢いもあり、代を重ねながら人気ミニバンへと成長した。

2016年8月にデビューした5代目セレナは、ブーメラン型の前後ランプや日産の象徴となっているVモーショングリル、サイドのシュプールラインなどダイナミックなフォルムを採用。パワートレインは、最大出力150ps/最大トルク20.4kgmを発揮する2.0L 直4 DOHCエンジンとCVTの組み合わせ、さらにS(マイルド)-ハイブリッドも引き続いて設定された。

日産5代目「セレナ」のプロパイロット操作画面

最大の注目は、先進の運転支援技術“プロパイロット”を採用したこと。プロパイロットは、信号のない高速道路や自動車専用道路の走行に限って、アクセルとブレーキ、ステアリングを自動的に制御して、単一車線を維持しながら先行車に追従するシステムであり、ACC(追従機能付クルーズコントロール)とLKAS(車線維持支援システム)の2つの機能を融合したものを基本としている。

ただ当時は、手放し運転(ハンズオフ)に関する法規が曖昧で、原則的に車速10km/h以上の手放し運転は禁止されていたので、セレナでは手放し運転すると5秒後には警報が鳴り、10秒後には自動運転が解除されるように設定されていた。

車両価格は、標準仕様が267.8万円、プロパイロット仕様が291.6万円と、プロパイロット搭載モデルは約24万円高額の設定だった。

セレナに“e-POWER”搭載モデルを追加

2018年2月にデビューした日産「セレナe-POWER」

2018年2月、セレナに“e-POWER”ハイブリッドを採用した「セレナe-POWER」が発売された。セレナe-POWERに搭載されるハイブリッドの“1.2Lエンジン+モーター”という組み合わせは、ノート用と基本的に同じだが、より大きなミニバンであるセレナに合わせて仕様が変更された。

「セレナe-POWER」のハイブリッドシステム

エンジン出力を79psから84psへとパワーアップさせて発電量を増やしたほか、オイルクーラーを追加。モーター出力はノートの最高出力109ps/最大トルク25.9kgmから、セレナは136ps/32.6kgmへと強化。バッテリーの容量も1.5kWhから1.8kWhへと拡大し、モーター駆動ならではの力強い加速に加えて、車速に応じたエンジン回転制御とボディの随所に施した防音対策による高い静粛性も実現された。

日産「セレナe-POWER」のコクピット、シート
日産「セレナe-POWER」のシートアレンジ
日産「セレナe-POWER」は2列目がキャプテンシート!?

また、エクステリアはブルーのラインを備えたフロントグリルやリアサイドスポイラー、15インチアルミホイール、LEDリアコンビランプなどを採用。メーターパネル内のアクセントやセンターコンソールトレイの照明、スタータースイッチなどにブルーを採用するなど、より先進性をアピールした。なお、プロパイロットはオプション設定だった。

2018年2月にデビューした日産「セレナe-POWER」

燃費は、26.2km/L(JC08モード)とミニバンとして優れた燃費性能を達成し、車両価格は296.9万~340.4万円に設定された。

日産「セレナe-POWER」のリアビュー

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もともと人気のセレナだったが、2016年にプロパイロット、2018年に“e-POWER”を搭載することで、2018年と2019年には、ミニバン販売台数No.1の座を獲得した。2026年の現在も、プロパイロットとe-POWERは日産技術の2本柱として進化しながら、モデル展開されている。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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