ホタルイカは天然のイルミネーション
ジャパンインターナショナルボートショー2026についての概要について、主催の一般社団法人日本マリン事業協会(JMIA)から発表が行われた。

発表会場では、JMIAのアンバサダーを務める2026ミス日本「海の日」の野口絵子さんが登壇、ボートショーを盛り上げるべくコメントした。
「皆様こんにちは。2026ミス日本グランプリ・ミス日本「海の日」の野口絵子です。このたびマリンアンバサダーに就任いたしました。私は登山のイメージを持たれることが多く、「なぜ海なのですか」とよく聞かれますが、山にいると海が恋しくなるものです。氷の世界には匂いがなく、塩の香りや魚の味が恋しくなり、山にいるとお寿司が食べたくなります(笑)。
海に関わるようになったきっかけは、ニュージランドでの留学先のホストファミリーとの体験でした。無人島で一週間過ごし、「魚が釣れなければ夕食はない」と言われて何時間も船の上で待ち続けたこと、そしてそのときに美しい海の夕焼けを見て、美しい場所は山だけじゃないんだと気付きました。そして100年後も魚を食べ続けたいとの思いから、水産資源を守る活動にも取り組んでいます。
その活動の中で青く光るホタルイカを見て、海全体がまるで天然のイルミネーションのようにキラキラと輝いていたのです。海でしか出会えない景色があります。知れば知るほど海は魅力的です。海の魅力や楽しさを子どもから大人まで届け、海に行きたくなるきっかけをつくっていきたいと思います。よろしくお願いいたします。」









野口絵子さん(22歳)は、登山家野口健さんの長女として2004年2月21日に誕生。9歳で父とともに冬の八ヶ岳にて雪山登山デビュー、中学3年でヒマラヤデビュー、その後キリマンジャロ(5,895m)など6000m級の山々に登頂。2026年にはミス日本コンテストでミス日本グランプリとミス日本「海の日」を受賞。海から山まで地球を丸ごと愛する頼もしい女性だ。
海離れで海水浴客はなんと9割減

日本マリン事業協会の渡辺克明会長は、国内マリン市場は需要低迷や参加人口の減少、オーナーの高齢化など長期的課題に直面しており、楽観できない状況にあると述べた。そのうえで、市場拡大の前にボートレジャーに興味を持つ人を増やし、体験機会を広げることが重要だと強調。海の魅力は不変であり、見せ方や接点づくりが鍵になるとした。特に子どもが海に親しむ機会を増やすことが将来の担い手育成につながると指摘。ジャパンインターナショナルボートショー2026では体験型コンテンツや滞在環境を充実させ、新規来場者の入口とすることで、持続的な業界発展を目指す考えを示した。
また、日本マリン事業協会専務理事の金子純蔵氏は、海水浴客の減少や海への関心低下、ボート免許取得者数や販売台数の減少など、マリンレジャーを取り巻く環境が厳しいと説明した。一方で女性比率の上昇などの変化にも触れ、課題克服へ向けた取り組みとして、SNSを活用した情報発信、操船体験やキャプテンチャレンジなどのリアル体験機会の拡充、子ども向け学習プログラムの推進を挙げた。さらにレンタル・シェアの普及や安全マップ整備、新技術導入で利用環境を改善し、ボートショーを通じて海の魅力を伝え需要喚起を図る方針を示した。




そして、国際ボートショー委員会委員長の竹長潤氏から、ジャパンインターナショナルボートショー2026の概要について説明された。「海がもっと近くなる」をテーマに、マリンレジャーを身近に感じてもらう入口として開催される。3月19日から22日までの4日間、パシフィコ横浜を中心に横浜ベイサイドマリーナなど計5会場で実施し、約199社が320隻・総額約170億円の展示を行う。大型艇展示や最新技術紹介に加え、操船体験や電動ボート試乗、子ども向けワークショップなど体験型企画を拡充。来場者5万人と初来場者比率5割を目標に、新規層の開拓を図る。安全・防災関連展示やプレミアムゾーン、講座や表彰式など多彩なステージ企画も用意し、幅広い世代に海の魅力を発信する。
また、2023ミス日本「海の日」の稲川夏希さんも登壇。以下コメントを語った。
「私にとって海は特別でありながら、とても身近な存在です。ヨットマンの父と過ごした時間や、小学6年生のときに2km遠泳に挑戦した経験を通じて、憧れだった海が大好きな日常へと変わりました。だからこそ、海を好きになる“きっかけ”の大切さを強く感じています。
ジャパンインターナショナルボートショーは、そのきっかけを多くの方に届けてくれる場所です。参加するたびに体験の幅が広がり、海との距離がぐっと近づくのを実感してきました。最新モデルに触れられる展示や、実際に乗り込めるフローティング展示など、見て・触れて・感じられる魅力が詰まっています。海が好きな方には新たな発見を、少し遠い存在に感じている方には好きになる第一歩を。私も海の魅力を熱意を持って伝えてまいります。よろしくお願いいたします。」








今回の発表では、海離れが進み、海水浴客は1985年ピーク時の3800万人から2023年の430万人と40年間で9割が減少したと知った。レジャーの多様化が進み、様々な遊びに分散しているとは思っていたが、子供の頃から夏になると必ず海に行っていたものとしては驚く数字だ。
四方を海に囲まれた島国日本にとって、海は身近で大切な場所。もう一度、海との向き合い方を考えるべきタイミングなのかもしれない。ボートショーをきっかけに、もう一度海に触れてみてはいかがだろうか。
出展艇の中で最高価格はベイサイドマリーナに展示される20億円の「SANLORENZO SX88」。それを見るだけでも夢を描けるかもしれない。

<開催概要>
●名称 ジャパンインターナショナルボートショー2026
●主催 一般社団法人 日本マリン事業協会
●会期 2026年3月19日(木) ~ 3月22日(日) 4日間
●開催時間
3月19日(木) 11:30開場 – 17:00閉場 パシフィコ横浜(10:00 ~ プレスアワー、11:45 ~ 開会セレモニー)
3月20日(金) 10:00開場 – 17:00閉場
3月21日(土) 10:00開場 – 17:00閉場
3月22日(日) 10:00開場 – 17:00閉場●会場
パシフィコ横浜展示ホール : A.B.C.D(屋内展示)
横浜ベイサイドマリーナ (フローティング展示)
八景島マリーナ(体験のみ)
日本丸シーカヤックパーク(体験のみ)
ぷかりさん橋(体験のみ)●入場料 一般(高校生以上)2,000円(会期中2会場へ何度も入場可能なフリーパスを発行 ※中学生以下無料)
障がい者手帳をお持ちの方は、チケットカウンターに障がい者手帳をご提示ください。ご本人様と付添の方1名まで無料となります。●後援 国土交通省/海上保安庁/神奈川県/横浜市港湾局/アメリカ合衆国大使館商務部/(一社)横浜港振興協会/(公財)横浜市観光協会/(一社)横浜みなとみらい21/横浜商工会議所/tvk/FMヨコハマ
●特別協力 横浜ベイサイドマリーナ(株)/三井アウトレットパーク 横浜ベイサイドオペレーションセンター/(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会/(株)ケーエムシーコーポレーション
●協力 (株)横浜国際平和会議場/(公財)マリンスポーツ財団/(公財)日本セーリング連盟/(特非)日本中古艇協会/(特非)ジャパンゲームフィッシュ協会/(公社)関東小型船安全協会/ UMI協議会/海の駅ネットワーク/(公財)日本釣振興会/(一社)日本釣用品工業会/(特非)パーソナルウォタークラフト安全協会/シーバードジャパン/逗子・葉山コミュニティ放送(株)/(公財)帆船日本丸記念財団/日本マリンインポーター協議会/(株)横浜マリンエフエム 他
<開催規模>
►出展社数 199社(前年198社)
►展示マリン製品 320隻(台)< パシフィコ横浜268隻(台)/横浜ベイサイドマリーナ52隻>
・ボート
・ヨット
・水上オートバイ
・各種エンジン►出展内容
・航海計器
・マリンアパレル
・アクセサリー
・マリーナ
・プレミアムカード
・インポートカー
・リゾートホテル
・ハイクラス旅行
・プライベートジェット etc►展示製品総額約170億(前年155億)
►展示品最高価格 20億円(ベイサイドマリーナ会場)

