ホンダは『ジャパンモビリティショー 2025』にて、コンパクト電気自動車『Super-ONE(スーパーワン) プロトタイプ』をワールドプレミアしたが、ここに来て2026年5月に日本発売という情報が海外から飛び込んできた。

ホンダ スーパーワン

『スーパーワン』は、軽電気自動車『N-ONE e:』をベースに開発されたコンパクトスポーツEVで、そのルックスから、ホンダが1980年代に販売し、大きな反響を得ていた、『ブルドッグ(『シティ ターボII』の愛称)』の再来とも評されている。

ホンダ シティーターボII

走りに特化したこのコンパクトスポーツEVの存在感を高めているのは、“BOOST MODE(ブーストモード)”の採用だ。この機能は電動モーターの性能を最大限に引き出し、7速変速を模した仮想有段シフト制御により、EVをまるで内燃機関エンジン搭載スポーツカーを操っているかのような刺激を提供してくれるのだという。

ボディサイズは全長3500mm×全幅1500mm×全高1525mm、ホイールベース2520mm。ワイドキットの採用により、ベースの軽電気自動車『N-ONE e:』より全幅が拡大されている。

キャビン内も『N-ONE e:』と比較して、よりホールド性の高いバケットシートを採用、ブルーのアクセントでスポーティ感を高めている。また、電制パーキングブレーキが標準装備されるほか、停車中にブレーキペダルから足を離しても停車状態を保ち、アクセルを踏むと自動解除で再発進する“オートブレーキホールド機能”などが搭載されるという。

さらに、3連メーターや多彩なイルミネーションカラーにより、BOOSTモード専用の演出が施されており、ビジュアル面や聴覚面でも走りを刺激してくれる。

パワートレインとスペックだが、最高出力110psを発揮する電気モーターを1基積み、航続は250kmと予想される。また、駆動方式はFWD (前輪駆動)を採用、急速充電では約30分で80%まで完了。『N-ONE e:』では、軽自動車の自主規制により最高出力が64psに抑えられていたが、普通車登録となる『スーパーワン』では大幅にパワーアップされることも大きな魅力となるだろう。

日本発売は公式発表では2026年内とされているが、最新情報では、おそらく5月くらいになるのではないかということだ。また、価格は『N-ONE e:』以上になることは確実と見られ、日本では350~400万円ほどになるものと予想される。

日本ではEVアレルギー、EV嫌いが多く存在すると言われているが、きっとそんな彼らもEVを好きにさせてくれる1台になるのではないだろうか?