GTⅢ-4R&サイドポート仕様


アドバンレーシングGTビヨンドのホイールに、真紅のブリッドシートを組み合わせたFD3Sは、RSパンテーラで人気の定番チューンを施した1台。エンジンはサイドポート加工を施し、HKS製GTⅢ-4Rタービンとエキマニを組み合わせ。インジェクターは純正850ccを使用し、F-CON Vプロで制御。最大ブースト圧1.1キロで460psを発生させる。エアポンプ付きのリーガル仕様である点もポイントだ。

冷却系も抜かりなく、HKS製Vマウントキットを導入。大きな開口部を持つフロントバンパーはRSパンテーラのオリジナルで、空力性能にも配慮されている。
3ロータースワップ&ネオサイドポート仕様


ユーノス・コスモの20Bユニットをベースに、高圧縮のRX-8用ローターを組み合わせた自然吸気仕様。3ローター化に伴い、プロペラシャフトの短縮やバルクヘッドの逃げ加工を実施。可能な限り低く、後方に搭載されるよう設計されている。ポートはネオサイドポートで、オーバーラップ量が非常に大きいのが特徴。最高出力は250〜260ps程度だが、軽快なハンドリングと高回転時の快音で、ドライビングプレジャーを強く感じられる仕上がりだ。

バルクヘッドぎりぎりまで詰めてマウントされた20B改は、結晶塗装が施された赤いインマニに「3ROTOR」のロゴが輝く。エキマニも専用品を採用するなど、ディテールまでこだわり抜かれている。
GTX3076Rツイン&ブリッジポート仕様


“究極のストリートスペック”をテーマに仕上げられたFD3S。エンジンは、GTX3076Rタービンを左右に1基ずつ配置したブリッジポート仕様だ。インテークポートが横に長い13Bコスモ用のハウジングを使い、ローブーストでも強烈なパワーを狙う構成。サージタンクも13B用で、HKS製インタークーラーと1000ccインジェクターを組み合わせることで、最大ブースト圧1.1キロ時には550psを発生する。
トランスミッションにはRZ34純正をスワップ。ターボパワーに対応するため、駆動系にも一切の妥協はない。エンジン制御はF-CON Vプロが担う。

ツインターボ仕様の発端となったのは、RSパンテーラが歴代作り上げてきた13Bチューンの中で、GT3037ツインのドラッグ仕様が最もフィーリングが良かったという経験から。再びツインターボにチャレンジするにあたって、サイズ的にも同等で設計も新しいGTXをチョイスしたそうだ。
TO4R&サイドポート仕様


RE雨宮+タモンデザインのボディキットを纏ったFC3Sは、サイドポート拡大+TO4Rタービンで仕上げられた480psスペック(最大ブースト圧1.1〜1.2キロ)。バンパーから取り入れた空気を確実にKOYOラジエーターへ導き、ボンネットダクトから熱を効率的に排出する冷却対策も施されている。このエンジンは製作から10年以上が経つが、今もノントラブルで回り続けているという。ドアをFRP製に交換するなど、軽量化にも力が入れられている。

TO4Rというビッグシングルタービンを楽に回せるのも排圧が高いロータリーならでは。インジェクターは低抵抗のトップフィードタイプで、750cc+1000ccの組み合わせ。制御はF-CON Vプロで行なう。
●取材協力:RSパンテーラ(佐藤商会) 静岡県富士宮市北山5220-2 TEL:0544-58-4837
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