車種ごとの特性に合わせて開発
レスポンス向上とミッション保護を両立!
エクセディが展開するスポーツクラッチは、単なる強化品ではない。純正部品も手がけるメーカーならではの知見を活かし、車種ごとの特性を把握したうえで設計。レスポンス向上とミッション保護という相反しがちな要素を、高次元でバランスさせている。

主力モデルのHYPER SINGLE EVO(価格:12万4300円〜)は、手頃な価格帯のシングルプレート強化クラッチ。そのシリーズに、NA車用モデルが追加された。S2000やAE86、シビック/インテグラ(B型・K型エンジン)用がラインアップされ、さらにZC33S用も2026年に発売予定となっている。
NA用モデルはレスポンス重視の設計で、ディスク径を小径化。回転の合いやすさを高めることで、キレの良い吹け上がりとスムーズなシフトフィールを実現している。

開発中のGRヤリス用では、純正がフライホイール側にダンパーを持つ構造である点に着目。単純にソリッド化するとミッションへの負担が増えるため、ディスク側に強力なダンパーを内蔵することで衝撃を吸収し、耐久性とフィーリングの両立を図っている。

86&BRZ(ZN6・ZC6・ZN8・ZC8)用に展開されるSINGLE SPORTS SERIES Spec-Rは、競技志向のシングルクラッチ。価格はディスク4万2680円〜、カバー4万4000円〜、フライホイール4万8400円〜となる。
標準ディスクに加え、軽量メタルタイプも設定。さらにフライホイールは3種類から選択可能だ。標準軽量タイプ、さらに軽いタイムアタック向けモデル、そして標準より重めで瞬発力を重視するジムカーナ向けタイプと、用途に応じて特性を変えられる柔軟性が魅力となっている。

2JZ-GTEエンジン用に設定されるHYPER MULTI TRIPLE PLATEは、高出力に対応するトリプルプレートクラッチ。EXEDYはプルタイプクラッチの先駆者として知られるが、ドリフト競技などで主流となるプッシュ式トランスミッションに対応するため、プッシュ式モデルも展開。高い耐久性と確実なトルク伝達性能を備えている。

スーパー耐久に参戦するAir Buster WINMAX GR86 EXEDYでは、24時間無交換で走り切る耐久性が求められる。さらに、シフト時間短縮のためにはクラッチの“切れ”の良さも重要な要素となる。

一方、フォーミュラDジャパンに参戦する中村龍輝選手のS15シルビアでは、半クラッチを多用する競技特性上、耐熱性とコントロール性、そして高トルク対応(1200Nm)が必須となる。
カテゴリーごとに異なる要求に応え続けること。それこそがエクセディクラッチの真価と言えるだろう。
●問い合わせ:EXEDY TEL:072-824-7138
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