風呂イスの時代は古い⁉ 何かと使える多用途踏み台を発見

ミニバイク(特に50ccスクーター)の足周りをメンテナンスする際に、筆者(サンタサン)が長年愛用しているのがお風呂で使うイス。20代の頃にホームセンター(杉並区にあったタントム)で購入したものを未だに使っている(かれこれ30年以上)。この高さがミニバイクの車体サイズに絶妙で、地べたに座ったり膝を付く事がないから汚れにくいし、なによりも中腰の姿勢から解放されるため腰が痛くなりにくいのだ。さらに言えば普段はメンテナンス作業用のイスとして使いながら、必要な時はスクーターの車体の下(主にステップボードの下くらい)に潜り込ませてフロントホイールやリヤホイールを浮かして作業できるのである。イメージで言えばモトクロスバイクのエンジン下にスタンドがあるような状態。「え?でもセンタースタンドがあるからそれやればいいんじゃない?」と思う人もいるだろうが、経験上ホイールを外した際、バランスが崩れてセンタースタンドが不意に外れてしまうこともあって、安定性と言う意味では風呂イスの使い勝手が良いのだ。

しかし、それは50ccスクーターでの話。近年の主流は排気量がひと回り大きな原付二種(排気量125cc)。ホイール径も大きくなり(10インチ→12インチ)最低地上高もアップしている。手持ちの風呂のイスでは高さが若干足りず役不足な場面も多くなった。さらに言えば車格が大きくなり車重が増えたため安定性も不安だ(私の風呂イスは中央部分がおしりにフィットするようくぼんでいるので接地面積も少ない)。そうした時々訪れる不安を解消できそうなアイテムを発見したのでAmazonで購入してみた。

座面の高さを調整ができるから、12インチホイール車も安定する

最初に注意事項として言っておくけれど、あくまで商品の用途は「踏み台」でバイク用を謳っているわけではない(その点は自己判断でお願いしますね)。そんな「踏み台」の座面サイズは、風呂イスよりちょい広くて(あまり広すぎても具合が悪い)耐荷重は150kgとかなりのもの。似たようなタイプをたくさん見比べた結果、購入の決め手となったのは「耐荷重150kg」というスペックと「高さ調整ができる」点だった。

素材に目を向けると、樹脂製の風呂イスに対してスチール製だから強度も問題なし。スチール製だから磁石付きのライトを付けたり、穴を空けてフックを付けるなどDIYでアレンジしても良さそう。色を塗ってもいいかもね! また座面の高さは最大235mmまで上げられるため、対応できる車種も増えるだろう。価格こそ少々張る(4294円※購入時)が、前途の風呂イスのように、この先も長く使うだろうから十分元は取れるでしょう(ちなみに高さ調整なしだと1000円くらい安い)。使う際のアドバイスをするならば脚部分のバリが多いので、あらかじめヤスリなどで落としておくと怪我が防げるかと。また可動部に注油しておくと動きがスムーズになりグッドですよ。

ワイドな天板で安定性も○ リブ入りゴムシートが愛車の下部を守る

天板は380mm×260mmと、筆者がこれまで愛用していた風呂イスの約1.8倍の広さ。滑りにくいのも嬉しい。塗装仕上げて質感も高い。

最大235mmの高さを確保 多くのミニバイクに対応!

踏み台の脚は175mm /205mm /235mmと、三段階の高さ調整が可能。ゴムキャップ付きで防滑性も高い。

厚みはたったの45mm ! ちょっとしたスキマに収納可

使わない時はコンパクトに収納できるのもメリット。これならガレージはもちろん、車内や部屋にあっても邪魔にならない。そう、普段はご家庭で使えちゃうのです。

キャンプや洗車など、アイデア次第でいろいろ使える多用途さも魅力!

メンテ時に絶妙な高さで作業できるイスやトレー。洗車時のステップやキャンプなど、活躍の場はけっこうありそうだ。

ブランド:LIEKUMM
商品名:踏み台・折りたたみ式
カラー:ブラック、グレー、ホワイト
サイズ:W380×D260×H45mm(折りたたみ時)
素材:スチール製
重量:2.16kg

※この記事は月刊モトチャンプ2026年1月号を基に加筆修正を行っています