BMWが開発を進めるミッドサイズ・クロスオーバーSUV、X5次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

ドイツ市街地で捉えられた、X5の第5世代プロトタイプは、ノイエクラッセの外観、量産準備が整ったヘッドライトとテールライト、そしてガソリンエンジン搭載車であることを裏付ける4本のエキゾーストパイプをインストールしている。

クワッドエキゾーストパイプから、このプロトタイプがX5の高性能グレード、“M60”であることがわかる。これはガソリン車専用を意味する“i”を付けた“M60 i”と見られるが、プラグインハイブリッドを意味する“e”を付けた“M60e”である可能性もありそうだ。
カメラマンは運転席側の側面を撮影できなかったため、確かなことは言えないが、もし充電器用ドアが見られれば、もう少しはっきりしたはずだ。
搭載されるガソリンエンジンの種類については、まだはっきりとは分かっていない。現行のX5 M60 iに搭載されている最高出力546psを発揮する、4.4L V8ツインターボエンジンの新型になるという噂もある。この場合、最高出力600ps超えは確実と言えるだろう。
また、M5のV8エンジンのデチューン版の可能性も囁かれるほか、PHEVアシスト付きの直列6気筒エンジンを搭載し、V8エンジン並みのパワーと排出量削減を実現するという噂もあり、現時点ではほぼあらゆる可能性が考えられる。
以前に捉えられたプロトタイプでは、運転席側に充電器用ドアが装備されていた。これは、PHEVモデルを示すものであり、BMWが今回もラインナップに加える計画を持っていることを示唆している。現行の米国仕様X5では、最高出力483psのxDrive50eとしてPHEV版が提供されている。
捉えられたプロトタイプは、BMW iX3同様に、ノイエクラッセデザインの短くも幅広なグリルと、近年のモデルよりもはるかに小型のキドニーグリルを採用しているが、スケールは大きめのようだ。
また、iX3と同様に、新型X5後継モデルのスタイリングは、直立性が低くなっている。ピラーには曲線が多く使われ、ボディワークが、キャビンエリアへと移行するにつれて狭くなるタンブルホームがより顕著になっている。
とはいえ、これはiX3のコピーではないことは間違いない。テールライトは明らかにX5専用で、ライトアップ部分はiX3の三角形ではなく、より四角形に見える。また、ハッチには細いラインが走っている。iX3のゴルフクラブのような形状のライトと比較すると、かなりスポーティな印象だ。
インテリアでは、新型X5にはiX3と同じBMWのパノラミックiDriveシステムが搭載される。 BMWの最新システムは、運転席付近に配置された小型のセンタースクリーンと、フロントガラス下部に並ぶ複数のディスプレイを組み合わせて、速度、ルート、その他の情報を表示する。
新型X5は今年後半に正式発表されるものと予想され、2027年モデルとして発売される予定だ。BMWは電気自動車とガソリン車の両方を製造する予定だが、導入の順序について推測するのは時期尚早と言えそうだ。

















