ノーマルの70φに対して84φの大径化!

吸気容量の拡大で、約23馬力のパワーアップを実現

ZN6にFA24エンジンを換装するなど、これまで86/GR86チューンの可能性を探り続けてきた“イージーマジック”。単なるチューニングパーツの装着にとどまらず、独自のアプローチでチューニングの深化を提案し、ストリートからサーキットまで通用するマシン作りを追求しているショップだ。

そんな同社が現在、新たな提案として開発を進めているのが“ビッグスロットル化”によるパフォーマンスアップである。

ノーマルのスロットルボディ内径がφ70であるのに対し、テスト中の仕様はφ84。大径化によって吸気容量を約20%拡大し、パワーは約23psアップを確認しているという。比較的シンプルな変更ながら、効率的に出力向上を実現するチューニングメニューだ。

このデータは、筑波サーキットで開催されたハイパーミーティングに向けて急ピッチでセッティングを行った状態で得られたもの。まだ煮詰めの余地は大きく、今後さらにセッティングを進めることで追加のパワーアップも期待できるという。

現在は、このビッグスロットルに合わせた専用インテークシステムの開発も進行中だ。

「制御はECU-TEKを使っていますが、まだDジェトロ制御ができないためエアフロ仕様で合わせています。そのためインテークもエアフロに合わせて絞る必要があります。この制約を解消できれば、さらにパワーを引き出せるはずです。まだテスト段階ですが、市販化を目指して開発を続けています」と語るのは、イージーマジックの井島さん。

ダイノグラフは、φ70の純正スロットル+イベンチュリインテーク仕様(青)との比較だ。φ84ビッグスロットル仕様(赤)は高回転域でのパワーの伸びが明らかに向上し、ピーク付近での落ち込みも滑らかになっている。トルク特性も中回転域で全体的に向上しており、実用域でも確かな効果が確認できる。

NAエンジンならではの鋭いレスポンスを保ちながら、さらにパワーを引き出せるこのメニュー。ボルトオン過給機に頼らないハイパワーを狙えるFA24チューンとして、完成が待ち遠しい存在と言える。

●取材協力:イージーマジック 愛知県瀬戸市美濃池町72-1 TEL:0561-86-0933

「先代86&BRZのFA24スワップは定番メニューとなるのか!?」最新エンジン化でパフォーマンス大幅アップ!

【関連リンク】
イージーマジック
http://www.eg-magic.jp