モッカGSEのパフォーマンス(0-100km/h加速5.9秒)を上回るか!?

オペルのコルサGSEが、今年後半のデビューに先駆けてスパイ撮影された。

オペル コルサ GSE プロトタイプ スパイショット

オペルといえば、2020年2月18日に日本市場への再参入を発表したが、新型コロナウイルス感染症の拡大や半導体不足の影響により、当初2021年後半とされていた発売開始時期は2022年上半期に延期した。しかし、現在も販売時期は未定のままだ。

オペル コルサ GSE プロトタイプ スパイショット

一方、本国ではオペルの代名詞ともいえるホットハッチのバッジ「GSE」がサブコンパクトカーに復活する。最新のスパイショットから、コルサGSEの登場が確実視されているのだ。長らく販売が停止されていたオペルOPCと英国製ボクスホールVXRの血統に、以前よりもはるかにパワフルなフルEVモデルが誕生することになる。

ステランティスによると、最初の受注は今年末までに開始される予定だ。コルサGSEは、モッカGSEの後継モデルで、一部の技術コンポーネントを共有。このコンパクトスポーツカーは現行コルサをベースとしており、CMPプラットフォームを採用している。

コルサGSEは、見た目では量産モデルとは一線を画す存在だ。捉えたプロトタイプは、カラフルなカモフラージュにより、車全体をよりダイナミックに見せているが、もちろんこれは巧妙なカモフラージュに過ぎない。もしメーカーが引き続きモッカGSEからヒントを得ているのであれば、新しいカラースキームが重要な役割を果たす可能性があるだろう。

ステランティスはまだ具体的な技術データを発表していない。しかし、モッカをベンチマークとすれば、コルサGSEも同様の性能を発揮する可能性があるだろう。モッカGSEは最高出力281PS、最大トルク345Nmのトルクを発揮し、0-100km/h加速は5.9秒だ。ステランティスの英国グループマネージングディレクター、ユーリグ・ドゥルース氏は「コルサGSEは、日常の実用性とパフォーマンス、そしてダイナミズムを両立するように設計されています」と語っているようだ。

価格面では、コルサGSEはモッカよりもわずかに安価になる可能性がある。モッカの英国での価格は4万7300ユーロ(約866万円)から。価格がどうであれ、コルサGSEはフォルクスワーゲンのGTIモデルの強力な競合車となる可能性がありそうだ。

GSEロゴの起源は1970年代に遡る。最初のモデルの一つは、オペル・コモドールA GS/Eだった。当時、この3文字はGrand Sport Einspritzer(ドイツ語でInjection)を意味していた。

オペルは2022年にGSEバッジを復活させた。しかし、それ以降はGrand Sport Electric(グラン・スポーツ・エレクトリック)の略称として、アストラ、アストラ・スポーツ・ツアラー、そして歴代グランドランドのプラグインハイブリッドモデルを区別するために使用されてきた。今後、GSEエンブレムはオペルの電気自動車モデルにのみ採用される。モッカGSEは、このラベルを採用した最初のモデルだ。

アルピーヌとミニはすでにホットハッチEVを発売しており、フォルクスワーゲンも今年、初の電動GTIであるID.ポロGTIを発売する予定だ。しかし、最高出力はわずか226ps(166kW)で、コルサ GSEのようなパワーは持ち合わせていない。

もしオペルが日本市場に復活していれば、この電動ホットハッチ導入も十分期待できたため、非常に残念だ。