2026年3月の第3土曜日に、それまでの『No.64 トヨタ ヴォクシー』に代わって『トミカ』に加わったのが『No.64 ホンダ CB1000F』です。


2025年10月10日に発表された大型ロードスポーツモデルの ホンダ CB1000F は、ホンダの伝統的な“CB”ブランドの系譜を受け継ぎながら、現代のライディング環境に適応する性能と装備を備えたフラッグシップネイキッドとして開発されたモデルです。999ccの水冷直列4気筒エンジンを搭載し、市街地走行から長距離ツーリングまで幅広い用途で扱いやすさと快適性を実現することを目標としています。スーパースポーツ由来のパワーユニットと先進電子制御を組み合わせることで、力強い走行性能と扱いやすさを両立し、誰もが楽しめる高性能スポーツバイクというCBシリーズの理念を現代的に具現化した存在です。


CBシリーズは、1969年に登場した ホンダ CB750 を源流とするロードスポーツバイクのブランドです。量産4気筒エンジンを搭載した高性能モデルとして世界的に高い評価を受け、その後もスポーツ性能と日常的な扱いやすさを両立するネイキッドバイクとして進化を続けてきました。1980年代には ホンダ CB750F などのモデルが登場してスポーツイメージを確立しています。CB1000Fはこうした歴史を背景に開発されたモデルで、CBの伝統を受け継ぐと同時に最新技術を融合させた新世代のフラッグシップとして位置付けられており、現代のライダーが求める走行性能や快適性、電子制御技術を取り入れながら、長年培われてきたCBの価値観を継承しています。
スタイリングは、CBシリーズの歴史的なデザイン要素を現代的な造形で再解釈したものです。燃料タンクからシートへと続くシンプルで力強いシルエットは往年のCBモデルを想起させつつ、現代のロードスポーツとしての存在感を強調するプロポーションが与えられています。往年のスポーツCBを思わせるカラーリングやディテールも取り入れられており、伝統と先進性、そして力強さを表現したスタイリングが特徴です。ネイキッドモデルらしいメカニカルな魅力を強調しながらも、現代的な質感と完成度の高い外観デザインが追求されています。
車体構造は、市街地走行からワインディング、ツーリングまで幅広い用途で軽快かつ安心感のある運動性能を発揮することを目的に設計されています。高い剛性とバランスを重視したフレーム構成により、安定性と俊敏性を両立し、スポーツライディングに対応するシャシー性能を確保しています。足まわりには高性能サスペンションを採用し、フロントには倒立式フォーク、リヤにはリンク式サスペンションが組み合わされています。これにより路面追従性と操縦安定性を高めています。さらにフロントブレーキにはラジアルマウントキャリパーが装着され、強力でコントローラブルな制動力を確保しています。

パワーユニットは、水冷4ストロークDOHC直列4気筒999ccエンジンが採用されています。このエンジンはスーパースポーツモデルの技術をベースにしながら、日常域で扱いやすいトルク特性を重視して最適化されたもので、新設計のカムシャフトなどの採用により、低中速域から力強いトルクを発生させながら高回転域まで伸びのある出力特性を実現しています。これにより市街地での扱いやすさと高速巡航時の余裕ある走行フィールを両立し、スポーツ走行だけでなくツーリングでも快適なライディングを可能にしています。
電装・制御面では、最新の電子制御技術が積極的に導入されています。スロットルには電子制御式のスロットル・バイ・ワイヤが採用され、複数のライディングモードを選択できます。これにより出力特性やエンジンブレーキ、トラクションコントロールなどの制御を状況や好みに応じて調整できます。また6軸IMUを利用した車体姿勢制御により、コーナリング時の安全性や安定性を高めています。さらに5インチフルカラーTFT液晶メーターが標準装備され、スマートフォン連携機能である“Honda RoadSync”にも対応するなど、現代的なコネクティビティ機能も充実しています。

いったスポーツバイクの普遍的な価値を見つめなおし、それらの水準を引き上げることを目指している。
また、CB1000Fは環境性能やサステナビリティの面にも配慮がなされています。燃焼効率や排出ガス低減を考慮したエンジン設計が採用されており、性能と環境性能を両立するパワーユニットとして開発されています。高効率な燃焼制御や電子制御技術により、環境規制に対応しながらもスポーツバイクとしての性能を損なわない設計となっています。また耐久性や信頼性の高さを重視することで長く使用できる製品としての価値を高め、持続可能なモビリティの実現にも配慮されています。こうした技術の積み重ねによって、CB1000Fは伝統的なスポーツネイキッドの魅力を保ちながら、現代の技術と環境要求に応える新世代のCBとして登場したモデルなのです。
『トミカ』に加わった『No.64 ホンダ CB1000F』は、この歴史的でありながら先進的な大型ロードバイクの特徴を上手くとらえて再現しています。『トミカ』としては数少ないオートバイのモデルだけに、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょう?
■ホンダ CB1000F(ホンダ8BL-SC94型)主要諸元
全長×全幅×全高(mm):2135×835×1125
ホイールベース(mm):1455
車両重量(kg):214
エンジン:SC94E型 水冷直列4気筒DOHC
排気量(cc):999
最高出力91kW(124ps)/9000rpm
最大トルク:103Nm(10.5kgm)/8000rpm
トランスミッション:6速MT(リターン式)
サスペンション(前/後):テレスコピック/スイングアーム
ブレーキ(前/後) :ダブルディスク/シングルディスク
タイヤ:(前) 120/70 ZR17M/C (58W) (後) 180/55 ZR17M/C (73W)
■毎月第3土曜日はトミカの日!

毎月第3土曜日は新しいトミカの発売日です。2026年3月の第3土曜日には、上でお伝えしているように、それまでの『No.64 トヨタ ヴォクシー』に代わって『No.64 ホンダ CB1000F』が登場します。なお、『No.64 ホンダ CB1000F』には初回のみの特別仕様(特別色)もあります。また、それまでの『No.102 トヨタ ヤリスクロス GR SPORT』に代わって『No.102 DHL 配送車』が登場します。








