金属から樹脂へ。ルーフラックの常識を変える新発想

アウトドアやキャンプ、オーバーランダー仕様のカスタムなど、近年人気を集めているルーフラック。荷物を車内に収めきれないときの積載スペースとしてはもちろん、クルマのスタイルを引き締めるカスタムパーツとしても定番のアイテムだ。しかし従来のルーフラックは、鉄やアルミなどの金属素材で作られることが多く、重量があり、組み立てや取り付けに手間がかかるという側面もあった。

そんなルーフラックの常識を大きく変える新製品が、カーキャリアブランドINNOから登場した「INNOルーフボード」だ。最大の特徴は、ルーフラックとして世界初となる樹脂成形構造を採用している点。ブロー成形による中空構造の樹脂ボードを採用することで、従来の同サイズアルミ製ラックと比較して約30%の軽量化を実現している。

本体重量はSサイズで約10kg、Mサイズで約11kg、Lサイズでも約12kgと軽量。さらにパネルは左右に分割されたセパレート構造となっており、1枚あたりの重量は約5~6kgほど。大きなラックを持ち上げて取り付ける必要がなく、1人でも扱いやすい設計となっているのが魅力だ。

また構造面でも新しい工夫が盛り込まれている。パネル表面には多数のベルトホールが配置されており、積載する荷物のサイズや形状に合わせて最適な位置で固定することが可能。アウトドアギアやツールボックス、キャンプ用品なども安定して固定できる。さらにこれらの穴構造は、固定用としてだけでなくボード全体の強度を高める役割も果たしており、最大積載量は75kgと金属製ラックと同等のスペックを確保している。

デザイン面にも樹脂素材ならではのメリットが活かされている。多角形フォルムを採用したスタイリングは、クロカン系のSUVはもちろん、街乗り系SUVにも自然にマッチ。さらにエアロ形状を取り入れることで走行時の風切り音の低減にも配慮されている。

使い勝手をさらに広げるオプションパーツも用意されている。回転式リングで荷物をしっかり固定できる可倒式アイボルトや、積み降ろしをサポートするグラブハンドル、Tスロット用ラバーバンドなどを組み合わせることで、用途に応じた拡張が可能。また片側だけを外してサイクルキャリアなどと併載する“デュアル積載”にも対応しており、アクティブなアウトドアユーザーのニーズにも応えてくれる。

約3年の開発期間を経て誕生したINNOルーフボードは、軽量性と高強度、そして使いやすさを高次元で両立した新世代のルーフラック。金属製が主流だったルーフキャリアの世界に、新しいスタンダードを提示する存在と言えるだろう。

【INNO ルーフボード】
価格:オープン(編集調べの参考価格:10万5800円〜11万3800円
サイズ:S【110BK】/M【120BK】/L【130BK】
カラー:マットブラック
本体サイズは全3種類。最も小さなサイズとなる【110BK】の本体サイズは140×110×65cm。重量は10.2kg。
ミドルサイズSUVにおすすめしたいのが【120BK】。本体サイズは140×120×65cm。重量は11.2kg。
フルサイズSUVやミニバンに最適な【130BK】。本体サイズは140×130×65cm。重量は12.2kg。
本体は左右に分割できるセパレート構造。一番大きなLサイズでも片側6kgの軽さなので、大人1人でも持ち運びが可能。
多くのベルト穴を配置しているので、積載物に合わせて最適な一で固定できるのもうれしい。

スマートさ、安全性を向上させるオプションパーツも用意

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