フォルクスワーゲン(以下VW)のミニバン、「T7マルチバン」改良新型をカメラが初めて捉えた。

フォルクスワーゲン T7マルチバン 改良新型プロトタイプ スパイショット


T7マルチバンは、ゴルフのプラットフォーム「MQB Evo」を採用したVW初のバンとして、2022年にデビュー、歴代最大のフルモデルチェンジとなり、世界的に大きな話題となった。

フォルクスワーゲン T7マルチバン 改良新型プロトタイプ スパイショット

Cセグメントのキャディと、7代目トランスポーターの中間に位置するマルチバンが、デザインを一新する。カリフォルニアに続き、より実用性の高いファミリーメンバーであるこのモデルは、大型ヘッドライトと、ヘッドライトとウィンカーの新しいグラフィックを隠しているのが目撃された。

捉えたプロトタイプのフロントエンドには、数々のさりげないアップデートが施されている。大型化されたヘッドライト、ライトとウィンカーの新しいグラフィック、連続したライトストリップ、そして点灯するVWロゴだ。バンパーも再設計され、左右下部にレーダーシステムが見えるようになった。

さらに詳しく見てみると、VW・コマーシャル・ビークルズがバンパーのデザイン変更にも躊躇していないことがわかる。また、ステッカーで隠されている中央のエアインテークがなくなる可能性もありそうだ。

また、フロントライトクラスターが改良されたことから、テールライトも新しくなることはほぼ確実と言える。

内部もはじめて覗くことができた。やや批判の声も上がっていた現行のインテリアは、大きな進化が見られそうだ。新しいステアリングホイール、MIB4システム(モジュラー・インフォテインメント・マトリックス4)、ChatGPT統合などのデジタルアシスタント機能を備えたハードウェアとソフトウェアの統合アーキテクチャー、点灯式タッチスライダー、メニューのクイックアクセスバー、そしてより高性能なプロセッサーなどが挙げられる。

パワートレーンは、EA211エンジンファミリーの1.5L・TSIをはじめとする3種類の4気筒エンジンを提供。2.0L・TSIはEA888、2.0LディーゼルのTDIはEA288と呼ばれている。2026年モデルでは、1.5Lエンジンのみがプラグインハイブリッドアシスタンスを搭載可能だ。

EA211は前輪駆動のみとなる。 4MOTIONはEA888およびEA288との組み合わせでオプション設定されているが、1.5 TSI eHYBRIDは全輪駆動だ。最高出力は136psから245psまでの範囲。このプラグインハイブリッドは、100kWの電動ドライブユニットをリヤに搭載している。

T7マルチバン改良新型のワールドプレミアは、2026年後半と予想される。