レースが鍛えたフジツボの排気哲学
サーキットで磨かれたエキゾーストテクノロジー!
1955年にレース用マフラーの製造をスタートさせて以来、長い歴史を刻んできたフジツボ。現在も過酷なレースの現場は、同社にとって欠かすことのできない技術開発とパフォーマンス研鑽の場となっている。高性能かつ高耐久なエキゾーストシステムは、数々のレースシーンで勝利を支えてきた。
フジツボが供給するレース用マフラーとしては、東京オートサロン2026に展示されていたスバルのNBR24時間レース参戦マシンがよく知られている。一方、Z#8世代ではワンメイクレース「GR86/BRZ Cup」において参戦車両の約6割がフジツボ製マフラーを装着。佐々木雅弘選手がドライブする#34号車もその一台だ。レースで蓄積されたノウハウは、市販モデルにも確実にフィードバックされている。

ワンメイクレースで主流となっているのは、シングル出しレイアウトのA-RM(14万9600円〜)。低中速域を重視した60Φと、高回転域の伸びを狙った70Φを、コース特性に応じて使い分けるのが一般的だ。中間的な特性を求める場合には、65Φの左右2本出しとなるA-Rを選択するケースも多いという。もちろん、これらのワンメイク指定品は市販モデルと完全に同一。レースで実証されたパフォーマンスを、自身のマシンでも体感できるのは大きな魅力だ。


さらにスーパー耐久2025シーズンでは、ST4クラスに参戦するGR86のうち4台がフジツボ製マフラーを採用。Z#8向けフラッグシップとなるエキマニ付きフルエキゾーストキット「EPU」(60万2800円)の開発には、スーパー耐久マシンで得たノウハウが惜しみなく投入されている。
中でも注目すべきは、専用のベローズレス構造エキゾーストマニホールドだ。熱膨張や収縮を考慮した独自のパイプレイアウトは、先代Z#6世代のレース用エキマニで試行錯誤を重ねて完成した設計をベースにしている。

そしてZ#8用の最新モデルとして昨年末に追加されたのが、A-RMのチタンタイプ(43万7800円)。基本レイアウトは左右2本出しのA-Rを踏襲しつつ、中間パイプ径を拡大することでハイチューンにも対応。さらに重量は9.0kgと、シングル出しを凌ぐ軽さを実現しており、運動性能向上にも大きく貢献する。

豊富なラインアップによって、用途や好みに応じた排気システムを構築できるのもフジツボの強みだ。さらに、クスコ製などの定番補強パーツやサスペンションとの干渉を避けた設計となっている点も、ユーザーにとって大きな安心材料と言えるだろう。
●問い合わせ:藤壺技研工業 TEL:055-998-0130
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