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【CarGoodsMagazine】

SUV特有のネガ要素を払拭。上質なドライブが楽しめる

今回紹介するのはシリーズ最新作。『アレンザLX200』は、増え続ける大型SUVや電気自動車(EV)も視野に入れて開発されたモデル。静粛性だけでなく、ハンドリングの安定感、雨天時の安心感、乗り心地といった要素がバランスよく引き上げられた。

ラベリング性能は全サイズでウェット性能「a」という高い性能を確保しながら、環境性能にまで配慮されているのも特徴。重量のある車両でも接地感が途切れにくく、日常域から高速巡航まで扱いやすさを感じられる仕上がりになっている。

BRIDGESTONE『ALENZA LX200(価格:2万4200円〜9万1740円/税込)』
商品設計基盤技術であるENLITENを新搭載。サイズは16〜21インチを展開し、全23サイズが用意される。

さまざまなシチュエーションで試乗チェック

今回なアレンザLX200の試乗会に参加。会場では多彩なメニューが用意されており、スラローム走行や段差通過も体験した。まず印象に残ったのは乗り心地の良さだ。段差を越えたときの衝撃は角が取れたように穏やかで、スッと収まる。明らかに身体への衝撃が抑えられている。

パイロンコースでのスラロームでは、しっとりとしたフィーリングが体感できた。ステアリングが過敏に反応しすぎることもなく扱いやすいのだが、思った通りのラインをトレースできる。車体の揺り返しも小さく、同乗者の快適性にも配慮された乗り味であることが伝わってくる。高級タイヤらしい落ち着いたフィーリングがある。

突起物を乗り越した際の衝撃は22%低減。さらに荒れた路面での騒音エネルギーも16%抑制するなど、正常進化を遂げている。ウェット性能や低燃費性能も向上している。

公道試乗で実感した、優れた静粛性

次はトヨタの電気自動車(BEV)「bZ4X」で、公道試乗へと出向く。驚いたのが静粛性だ。荒れた舗装でもタイヤからの騒音は控えめで、車内の静けさが保たれている。EVはエンジン音がしない分、ロードノイズが目立ちやすいが、まったく気にならない。速度を上げても同様で、長距離移動でも疲れにくい印象を受ける。

さらに海沿いの区間では突然の雨と強風に遭遇。背の高いSUVは不安定になりやすい状況だったが、クルマの挙動は終始落ち着いており、安心感が高い。図らずもウェット路面でのグリップ性能の高さが実感でき、レーンチェンジでも余裕を感じられた。

消音器の小型化&個数を減らし、パタン剛性をアップした新トレッドパタンを採用。タイヤの構造や形状を最適化することで、不快なノイズを低減しつつ上質な乗り味にしている。

雨の日も安心、安全に走れる

アレンザLX200は単に“静かなタイヤ”ではない。乗り心地や高速安定性、雨の日の安心感をまとめて底上げしてくれる1本だ。普段使いの快適さを重視するSUVオーナーにとって、有力な選択肢になるはず。
長距離ドライブや家族での移動が多いひと、その違いを体感しやすいことだろう。上質な走りを堪能したいなら、試す価値は大いにある。

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