一部のメンバーがCubチャレンジ報告会に参加した

初代スーパーカブを関東、関西校の35名で完全レストアにチャレンジ

1958年式の初代スーパーカブC100を学生たちの手で苦労しながらレストアしていくプロジェクト

3月18日(水)、東京六本木で「ホンダ学園創立50周年記念チャレンジ報告会」が開催され、第1弾ラリー・モンテカルロ・ヒストリック完走報告および、第2弾Cubチャレンジの本格始動が発表された。第28回ラリー・モンテカルロ・ヒストリック挑戦に続く第2弾プロジェクトである「Cubチャレンジ」は、Hondaの原点ともいえる初代スーパーカブを学生自らがレストアし、その車両で日本各地を行脚する取り組み。関東校、関西校から計35名の学生がそれぞれ2台のスーパーカブをレストアし、4月から9月にかけて北海道から九州までの各地をめぐるというもの。

レストアへの挑戦といっても一筋縄にはいかない。なにしろ68年も前に生産されたバイクなのですでに部品はないし、アナログ機構特有の固着など、現行車にはない困難に直面することになった。だが、プロジェクトに賛同するさまざまな企業の協力も得ながら、学生たちの創意工夫で古いバイクに命を吹き込んでいった。ちなみにレストアしたスーパーカブは、関東校が1958年式C100が2台で、Reboneと名付けた1台は、完全に修繕し、製作所出荷状態を再現したもの。そしてVintageとしたもう1台は、錆や退色などをある程度残して使用感を表現したものとして仕上げている。一方の関西校は、Vintageに1958年式C100、Reboneに1961年式C105をチョイスし、レストアしている。

レストアしたスーパーカブと共に全国各地を行脚旅

レストアしたスーパーカブと共に、4月25日(土)から9月にかけて、北は北海道から南は九州まで全国各地をめぐる行脚を実施。立ち寄る場所や走るルートはすべて学生たちが計画する。途中、カブミーティングなどでの車両展示も行いながら、日本各地を行脚してレストアしたスーパーカブを披露する。

また全国行脚の大きなハイライトとして、東西それぞれのルートを走破しながら、Hondaの創業者である本田宗一郎氏ゆかりの地である浜松に関東校、関西校のチームが集結。Hondaのふるさとで原点を見つめ直し、本田宗一郎氏のものづくりへの情熱に触れる特別な行程も予定しているとのことだ。

4月25日から9月にかけて北海道から九州まで全国各地をレストアしたスーパーカブとともに行脚する

モーターサイクルショーでの実車展示

本プロジェクトにおいて学生たちが情熱を注いでレストアしたスーパーカブの実車を、「第42回 大阪モーターサイクルショー2026」、「第53回 東京モーターサイクルショー2026」、「第5回 名古屋モーターサイクルショー」の各Hondaブースに展示される。学生たちの苦労と工夫が詰まったスーパーカブを、全国行脚に先だって直接見られるのだ。

ホンダ学園創立50周年記念チャレンジ第1弾として、1975年式初代シビックRS 2台で第28回ラリー・モンテカルロ・ヒストリックに参戦し完走したメンバー。レース挑戦の模様は「信じた道を琢磨と共に激走2200キロ~ラリー・モンテカルロ 挑戦の軌跡~」の番組名で、FOD、TVerで3月27日(金)10時から配信開始