Gクラスやディフェンダーに対抗するためにラダーフレーム構造を採用か

アウディが現在、メルセデス・ベンツGクラスに対抗する4WDラグジュアリーSUVを計画していることがわかった。ただし、現段階で開発承認は得ていない模様だ。

アウディ e-tron オフロード コンセプト

アウディのCEO、ゲルノット・デルナー氏はオーストラリアメディアに対し、「真の4×4モデルの開発には前向きだが、一定の条件付きだと」語っている。費用対効果を考慮に入れなければならないと説明し、高額な新アーキテクチャの開発は事実上排除している。

アウディ e-tron オフロード コンセプト

そして、「もしそのようなことをするなら…既存のプラットフォーム上で行うことしか考えられません。まだ決定事項はありませんが…、私たちが検討している枠組みには間違いなく含まれています」と付け加えている。

既にほとんど忘れ去られているかもしれないが、昨年のQ6 E-Tron Offroadは、アウディがこれまで手がけたことのないセグメントへの参入に関心を示していることを示した。

ポータルアクスルを採用したコンセプトはプレミアム・プラットフォーム・エレクトリック(PPE)をベースとしていていたが、ドルナーはメルセデス・ベンツGクラスやランドローバー・ディフェンダーに対抗するためにラダーフレーム構造を採用したいと考えているようだ。BMWもこの動きに参入する可能性があり、2020年代末には頑丈なSUVを発売すると噂されている。

アウディがスカウト・モーターズの新型ボディ・オン・フレーム・アーキテクチャを採用することで、VWグループの部品供給網を掘り下げるのは理にかなっていると言えるだろう。

アウディブランドの強みは、ほぼあらゆるセグメントに対応できることだ。クワトロがアウディの伝統において重要な役割を果たしてきたことを考えると、荒れた路面を走破できるハイライディングモデルはそれほど突飛なものではないと言える。

ただし、現在同ブランド持つ優先カードは、BMW X7やメルセデス・ベンツGLSに迫る真の3列SUV「Q9」だ。また、次世代Q7も2026年に発売が決定しているため、その後、2028年以降となりそうだ。

もしいつか登場するとしても、6万ドル(約940万円)よりも価格は高くなることはほぼ間違いないと見られる。アウディの新型SUVがGクラスの牙城を崩す日がくるのか、注目だ。