新型モデルは、「車のプロポーション、特別なライン、顔、そして目」を通して表現

アウディは、慣れ親しんだ従来の6角形「シングルフレーム」グリルを変更、今後すべてのアウディに採用していくことがわかった。ただし、セダン、スポーツカー、そしてSUVにはその特徴を活かしたスタイリングに微調整していくようだ。

アウディは、2003年のフランクフルトモーターショーにて、コンセプトカー「Audi Concept C(アウディコンセプトC)」を発表した。コンセプトCでは、ウディにとって新たなデザイン言語を導入し、その特徴の一つである細長い縦型グリルを採用、このデザインを基本として、今後のすべてのアウディモデルに採用するとみられる。

アウディ コンセプトC

2024年までアウディのデザイン責任者を務め、現在は同ブランドのデザイン戦略を担っている、Massimo Frascella(マッシモ・フラスチェッラ)氏は、メディアのインタビューにて、このグリルは全ラインナップに導入されると述べたという。しかし、アウディは各モデルに最適なスタイリングに調整していくとしている。

メルセデス・ベンツ、BMWなどドイツ御三家に限らず、多くのブランドがモデルによってデザインを微調整しているが(BMWはかなり大胆ですが)、アウディも新ベースデザインを決めて、柔軟に対応していくとみられる。

アウディ コンセプトC

フラシェラ氏が各セグメントの車両に合わせてグリルのデザインをどのように調整する予定かは不明だが、「すべての車には独自の個性が必要です」と述べていることから、その「個性」は、「車のプロポーション、特別なライン、顔、そして目」を通して表現されると予想される。

また同氏は、垂直方向の要素を取り入れたことで、他社が幅広の水平グリルをデザインする中、アウディは「差別化の優位性」を得たと述べたという。これまで基本的には、シングルフレームの中はハニカムメッシュ系のデザインを採用していたが、フレームから変えるということは、大きなデザイン革命と言えそうだ。

SNSでは早くも新デザイン関して賛否両論が飛び交っているが、1〜2年以内のモデルにはまだ対応していないため、2028年ごろデビューの新モデルから採用となるだろう。