「常識を壊し、新たな価値と感動を生む」を企業理念に掲げるバイク王&カンパニーは、2026年2月2日より新TVCMの全国放映を開始した。
CMでは、1980年代のバイクブームを象徴する名作マンガ『バリバリ伝説(著:しげの秀一)』をイメージキャラクターに起用。“バイク愛”を起点に、買取・販売・整備といった日常のサービスを通じて、ライダーの想いそのものを受け継いでいく同社の姿勢を表現している。

セパハン、集合マフラー、オイルクーラー等でグン仕様にカスタマイズ



バイクブームに沸いた1983年~1991年、「週刊少年マガジン」で連載された『バリバリ伝説(通称・バリ伝)』は、当時多くの少年やライダーから熱狂的な支持を集め、アニメーション(ビデオ発売やレンタルビデオ化)やアニメ映画にもなったバイクマンガ界における不朽の名作。
最終回では同じルーキーの若手ライバル、ラルフ・アンダーソンに競り勝ち、ロードレースの最高峰・世界GP500クラス(今のMotoGP)シリーズチャンピオンに登りつめた主人公のグン(巨摩 郡/こま ぐん/以下グン)。彼の高校時代の愛車として登場したのが、レッドカラーのホンダCB750F改だ。
主人公のグンは6~14歳までアメリカで暮らした帰国子女で、アメリカで人気のダートトラックレースの経験もあり(テールスライドさせてマシンを操る伝説の米国人ライダー、フレディ・スペンサーもダートラ経験者)。
グンは高校生ながら、当時“司法試験よりも難しい”と言われた限定解除免許を所持。愛車は車両価格はもちろん、維持費も極めて超高額な“ナナハン”のホンダCB750F。街道レーサーだったグンは、峠での速さを追い求め、CB750Fの各部をカスタマイズ。
同じ高校に通い、スズキGSX750Sカタナ改を駆る永遠のライバルであり、鈴鹿4耐の相棒・聖 秀吉(ひじり ひでよし)との大垂水峠(東京都八王子市~神奈川県相模原市)での激しいバトル(カメ! と叫びながら走るシーンは知る人ぞ知る伝説)は、バリ伝読者には忘れられないストーリー。
グンは夜景が見える東京練馬の高層マンションの高層階に愛猫と一緒に一人暮らし。身長は187cmで細マッチョ。小顔で足が長く、キリリとしたイケメン(もうええやろ! もう勘弁してくれ! と思うだろうがまだあるぞ)。
グンは早朝の大垂水峠にて秀吉とバトル中、ハイサイドを食らって激しく転倒。不動になった重量200kgを超えるクソ重いCB750Fを、丸一日かけて馴染みのバイクショップまで押して帰ってくるという驚異的な体力を見せた(グンが押して帰ってきた距離は、筆者の単純計測で50km前後)。
規格外の持久力・体力・筋力を備えたグンは、ボクシング経験者の硬派な番長をパンチ一発で撃破。またグンに密かな恋心を抱く同級生の美少女・一ノ瀬美由紀(通称・みぃ)を拉致したチンピラたちを、次々に瞬殺するほどの腕っぷしの強さを発揮。後輩の可愛い女子(伊藤歩惟/いとうあい/後に結婚)に惚れられ、学業面では理数系が得意でかなり優秀。
連載当時、同じく高校生だった筆者は「こんな高校生いるわけねえだろ!」と嫉妬交じりのツッコミを入れつつも、毎週欠かさずに少年マガジンを購入し、楽しく愛読。バリ伝未経験の人は、ぜひご一読をおススメします。今読んでも、滅茶苦茶おもしろいですよー!(注1)。
注1:マンガ「バリバリ伝説」は、1:高校時代編 2:全日本250編 3:世界GP500編 の3本柱で展開。グンは理数系の工業大学進学後、全日本GP250や世界GP500(今のMotoGP)でシリーズチャンピオンを獲得。連載当時は「世界GPチャンピオン獲得は日本人には絶対に無理」「あくまでもマンガの世界」と思われていたが、後に原田哲也(1993年世界GP250シリーズチャンピオン)や加藤大治郎(2001年世界GP250シリーズチャンピオン)など、日本人レーサー(その他、岡田忠之、中野信矢、阿部典史、青木兄弟などなど)が世界を舞台に大活躍。バリ伝のストーリーは、これらを予言する要素も多々含まれていた。
写真はスーパー高校生だったグンが劇中で駆っていた、レッドカラーのホンダCB750F改を忠実に再現。主なカスタム箇所は、
・キャンディレッドの純正色
・セパレートハンドル
・バックミラー(3パーツ構成)
・フロントスタビライザー
・後付けのオイルクーラー(劇中ではグンが街中や峠でも高回転域を多用。熱ダレ防止対策として馴染みのバイクショップのオッチャンが取り付けてくれた)
・センタースタンドのレス化
・バックステップ
・モリワキ製集合管/直管タイプ(なおビデオ&映画版では直管タイプではなく、サイレンサー装着タイプのモリワキフォーサイトを採用)
・「練馬 47-71」のナンバープレート






名車・ホンダCB750F、通称シービー・ナナハン・エフ


ホンダCB750Fは1979年(昭和54年)に発売。空冷4ストローク4気筒DOHC 4バルブ748ccエンジンを搭載し、最高出力は68馬力を発揮。1981年(昭和56年)にはマイナーチェンジを受け、写真のレッドカラーを追加。また最高出力は70馬力にアップされ、足周りも強化された。
当時、国内最高峰だった750ccモデルは「ナナハン」と呼ばれ、ライダーたちの憧れのマト。CB750Fは別名「ナナハン・エフ」と呼ばれ、爆発的ヒットとなった。現在CB750Fは超お宝モデルとしてリスペクトされ、程度の良い車両はウン百万円の高値で取り引きされている。
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