スバルは、4月1日の正式発表に先立ち、新型電動クロスオーバーSUVを予告した。

スバル 新型電気SUV ティザーイメージ

スバルのEVラインナップは、ソルテラのみだった数年間を経た後、新型フルEVモデルを漸次投入し、そのラインアップを拡充してきた。ソルテラは2026年モデルで大幅なアップデートを受け、その後、小型のアンチャーテッドと大型のトレイルシーカーが発表された。そして今回、スバルは米国では4番目の車種となる電動SUVを発売する計画を発表した。これは間違いなく、これまでのモデルの中で最もパワフルなモデルとなるものと伝えられている。

スバル トレイルシーカー

このペースだと、近い将来、スバルのモデルラインアップの半分以上が電気自動車になってしまうのではないかと予想されるが、今回の新型SUVは「速く、家族向けで、楽しい」と謳われており、私たちが予想していた車とは全く異なるようだ。

公開されたティザーイメージは、夕暮れの中、風の強い海岸沿いのハイウェイを走っており、カリフォルニアの素晴らしいドライブコースを彷彿とさせる。また、フロントライトのデザインは、ソルテラやトレイルシーカーといったモデルで既に見られるものと似ており、ロゴも光るようになっている。この画像からは、スバルが新型電気SUVでどのようなイメージを打ち出そうとしているのかが伝わってくるようだ。

では、この新型SUVの正体は何が考えられるだろうか?

有力候補の一つはトヨタ・ハイランダーEVのスバルバージョンだ。トヨタとスバルはEV開発で緊密に連携しており、どちらかが新モデルを発売すると、もう一方も同様にすぐに新モデルを発売する。トヨタは現在、bZ、C-HR、bZウッドランドを販売しているが、スバルではソルテラ、アンチャーテッド、トレイルシーカーでこれに対応している。

しかし、新型モデルの詳細は明らかにされていないものの、最高出力は420psと明言されている。これはスポーティなトレイルシーカーの375psをも上回る数値で、新型ダッジ・チャージャーR/Tと同等のパワーとなる。

ここで疑問となるのは、仮にトヨタ・ハイランダーのスバル版だとすれば、ハイランダーの最高出力は338psに過ぎず、スバルの新型モデルの420psには及ばないことだ。

それを考慮すると、トレイルシーカーのさらにパワフルなバージョンの可能性もあるだろう。

大型2列シートクロスオーバーであるトレイルシーカーは、すでにスバル史上最もパワフルなモデルとなっている。デュアルモーターAWDシステムは375psを発揮し、これは同ブランド史上最もパワフルなガソリンモデルよりも約30ps高く、0-60mph加速4.3秒で、最速モデルでもある。

トレイルシーカーの高性能バージョンだった場合、車名も気になる。モーターのみを搭載したモデルで初となる、WRXやSTiとい​​った名称が誕生するのか注目される。

ここで想起したいのが、2023年にスバルが商標登録を出願した「STe」という名称だ。その後現在に至るまで、この「Ste」という名称は使われていないが、ひょっとしたらスバルの高性能電気自動車モデルのサブブランドとして与えられる可能性はあるかもしれない。

いずれにせよ、4月1日に開催される『2026年 ニューヨーク国際オートショー』ですべてが明らかにされる。