なぜ16台限定のスペシャルセットになったのか?

「無限プレリュードスペック3」は、2026年1月8日に単品販売のパーツとしても販売を開始した、新型「プレリュード」用エアロパーツに、専用の「ボディサイドデカール」と「シリアルナンバープレート」を追加しキット化したもの。1987年に発売された3代目プレリュード用パーツ「スペック2」の系譜を受け継ぐものとして、「スペック3」の名が与えられた。すでに2月27日に抽選受付期間が終了しているが、このボディキットの内容を確認してみよう。

【キット同梱パーツ一覧】 ■:キット専用パーツ ○:通常販売パーツ
○カーボンフロントアンダースポイラー(単品価格24万2000円)
○カーボンサイドガーニッシュ(同、33万円)
○カーボンリアアンダースポイラー(同、25万3000円)
○カーボンリアアンダーディフューザー 無限エキゾースト用(同、20万9000円)
○カーボンテールゲートスポイラー(同、22万円)
○カーボンドアミラーカバー(同、11万円)
○スポーツエキゾーストシステム(同、34万1000円)
■ボディサイドデカール
■シリアルナンバープレート

「無限プレリュードスペック3」専用の「ボディサイドデカール」

専用の「ボディサイドデカール」と「シリアルナンバープレート」を除いた各製品を単品で購入しても170万5000円になるところ、「無限プレリュードスペック3」なら両アイテムもプラスのうえで165万円となっているので、それだけでも充分にお得と言えるだろう。

「シリアルナンバープレート」はインパネ中央に装着されていた

とはいえ絶対的には高価なのだが、それもそのはず、エアロパーツはいずれもドライカーボン製。同社説明員によれば「シビックタイプR向けのものよりはスタイリング重視の設計になっている」ものの、「それでもCFD(数値流体力学)解析をするとノーマルよりもいい性能が出ることは確認済み」というから、操縦安定性のアップも期待してよさそうだ。

カーボンフロントアンダースポイラー

なお、オートサロンに展示された車両は、ボディがマットホワイトにラッピングされたことに合わせ、これらカーボンエアロパーツもマット仕上げとされていたが、市販品はグロス仕上げになるというので、車両全体がより華やかな雰囲気になるのは間違いない。

カーボンサイドガーニッシュ

そして、「カーボンリアアンダーディフューザー」との同時装着が前提となる「スポーツエキゾーストシステム」はオールステンレス製。落ち着いたスタイルにGTとしての性格を持つ新型プレリュードに合わせ、多段AT車に近いドライブフィールを味わえる「Honda S+Shift」でスポーティなモードを選んだ際には、より重低音が強めのサウンドを奏でるようチューニングしたという。

「カーボンリアアンダースポイラー」「カーボンリアアンダーディフューザー」「スポーツエキゾーストシステム」を装着したリヤまわり

しかし、この「無限プレリュードスペック3」、わずか16台分しか用意されず、しかも抽選販売という、争奪戦必至なアイテムとなっている。その理由を問うと、「ボディキットの販売自体が久々なので、無限にゆかりが深い『16』という数字に沿いつつ様子を見て、今後他車種にも展開するかどうか検討したいと思い、今回は16セット限定にしました」とのこと。

各エアロパーツや「スポーツエキゾーストシステム」は単品購入可能なものの、「ボディサイドデカール」と「シリアルナンバープレート」は「スペック3」だけのものなので、無限ファンならばやはり手に入れたいレアアイテムではないだろうか。

無限プレリュードスペック3

市販化に向けて開発は進む

「無限スーパーワンプロトタイプ」は、ベース車自体がまだ発売前のモデルということもあり、オートサロン開催時点ではまだその詳細は明かされていない。

無限スーパーワンプロトタイプ

だが、前後左右のアンダースポイラーに加え、ベース車以上に存在感がアップした前後オーバーフェンダー、より大型化されたテールゲートスポイラー、エアダクト付きカーボンボンネット、16インチアルミホイールなど、見所は満載。

無限スーパーワンプロトタイプに装着されていた16インチアルミホイール

そのほかにも、「無限プレリュードスペック3」の展示車両と同様に、レカロ製セミバケットシートや「カーボンドアミラーカバー」、「ハイドロフィリックミラー」などを装着。

前席にはレカロ製セミバケットシートを装着

今後の開発過程で形状や計画が変更される可能性はあるものの、いずれも市販を目指して開発が進められているようなので、ベース車との同時発売を大いに楽しみにしたい。