現代技術で蘇る“かち上げレース管”

ハチロク乗りの理想を形にしたフラッグシップ

新時代のフラッグシップスポーツマフラーとして高い評価を得ているフジツボの「EPU(エキゾースト・パフォーマンス・ユニット)」。そのラインアップに、JASMA規格に適合したAE86用モデル(49万5000円)が追加された。

コンセプトは、現代のマフラー製作技術を惜しみなく投入した究極のフルエキゾーストシステム。S30フェアレディZに続く第2弾として開発された本モデルは、往年のレースシーンで採用されていた“かち上げレイアウト”のエキゾーストマニホールドを、ステンレス素材で現代的に再構築している点が大きな特徴となる。

4-1集合のエキゾーストマニホールドに加え、メタルキャタライザー内蔵の中間サイレンサー、大径60.5φのメインパイプを採用。これにより、ノーマルエンジンはもちろん、ハイコンプピストンやハイカム、4連スロットルといったチューニング仕様にも対応する高い排気効率を実現している。

さらに、専用のウォッシャータンク遮熱板を標準装備し、デスビ用ヒートシールドもオプションで用意。旧車ならではの熱対策にも抜かりはなく、機能性と信頼性を高めている。細部まで丁寧に仕上げられた美しい造形も、このEPUの大きな魅力だ。

実際に試乗したターザン山田は、「これまた最高! NAエンジンの楽しさをマフラーが引き上げている感じだね。サウンドも気分を高めてくれるし、思わずテストを忘れて走り込みたくなるよ」とコメント。排気効率だけでなく、ドライビングフィールやサウンド面でも確かな進化を体感できる仕上がりとなっている。

東京オートサロン2025で展示されたデモカーは、1985年式GTアペックスをベースにフルレストアされた車両。新車同様のコンディションに仕上げられたボディと最新の排気システムが融合し、AE86の新たな価値を提示していた。

フジツボが長年培ってきたレース技術と現代の製造ノウハウを結集したAE86用EPU。ハチロクの魅力をさらに引き出す、まさにフラッグシップにふさわしい一本だ。

●問い合わせ:藤壺技研工業 TEL:055-998-0130

「GR86&BRZレースで装着率ナンバーワン!」勝利を支える最新フジツボエキゾーストの全貌

1955年のレース用マフラー製作から始まり、現在もサーキットを開発の最前線としてきたフジツボ。GR86/BRZ Cupやスーパー耐久で培ったノウハウは、市販エキゾーストにも確実にフィードバックされている。Z#8向けラインアップにも、レース直系の技術が息づいているのだ。

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