もし電動化された場合、最高出力は600psを超えてくる可能性も
トヨタが、スタイリッシュでパワフルなスポーツカーとして、セリカの名を復活させるこが決定的となっている。
トヨタはここ数年、新型セリカ(第8世代)の登場を示唆してきた。2024年11月に副社長の中嶋 裕樹氏が、日本での公開イベントで「セリカをやります。」と発言、先日は、「GRセリカ」としてブラジルで商標登録されていたことが発覚している。しかし、トヨタ関係者が、Autocar誌の取材で、新型モデルが「セリカスポーツ」と呼ばれることを認めたという。ただし、最終車名に「GR」が付くかどうかは明らかにされていない。

また、最近では、トヨタが新型ラリーカーのテストを行っているところが目撃され、セリカ復活への憶測をさらに高めた。セリカは1980年代後半から1990年代前半にかけて世界ラリー選手権(WRC)で活躍し、大きな成功を収めている。
トヨタがGRラインアップの拡充を目指し、ガズーレーシングを独立したパフォーマンスブランドとしてスピンオフさせようとしていることは周知の事実だ。その目玉として投入されるのが、新型セリカとみられている。

トヨタが初めてセリカという名称を使用したのは半世紀以上前のことだ。1971年に発売された初代モデルは、フロントエンジン・リア駆動のクーペで、7世代にわたって生産された。
新型セリカが先代モデルと同様であれば、シンプルなフロントエンジン・後輪駆動のクーペとなると予想されるが、次期型ではミッドシップエンジン可能性が残っている。パワートレインの最有力は、昨年5月に発表された新開発2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンで、既存の2.4リットルターボエンジンとの比較では、体積、全高ともに10%の低減が実現、最高出力は400psと予想されている。
しかし、もし電動化された場合、最高出力は600psを超えてくる可能性があるという。また、GRヤリスやGRカローラなどのWBCホットハッチから培われた、スポーツ4WD「GR-FOUR」システムが組み合わされるほか、マニュアルトランスミッションとオートマチックトランスミッションが用意されると思われる。
インテリアに関しては、新型セリカはドライバー重視のキャビンデザインを採用し、ダッシュボードにはデジタルディスプレイとインフォテインメントスクリーンが搭載されると予想される。スポーティなシートと、オートマチック車にはパドルシフトが装備されるはずだ。
気になるセリカ次期型のワールドプレミアだが、トヨタの北米製品企画担当副社長は、このスポーツカーは「かなり開発が進んでいる」と述べており、最速で2026年内、あるいは2027年前半の可能性があるという情報を入手した。また価格は、エントリーモデルで700万円〜800万円と予想される。









